薬指の標本

４月に入ったのに、本当に寒い。
桜が咲いて、散り始めて、もうすっかり春のはずなのに。
その上、雨です。

こんな日は読書に限ります。

先日読んで、深く心に染みたので、小川洋子氏の著書を読むことにしました。
「薬指の標本」を読みました。「ことり」程の感動ではないものの面白かったです。
新刊ではないので、図書館で借りました。
次は、「ブラフマンの埋葬」を借ります。

小川洋子氏は、芸術選奨大臣賞を受賞されましたね。
それがどのような賞なのか、知識不足でわからないのですが。
プロフィールを読んでいましたら、
芥川賞の受賞作「妊娠カレンダー」は、
受賞直後、雑誌に掲載されたものを読んでいました。
印象的な小説でした。２５年も前ですので、お名前をすっかり忘れていました。

明日の朝まで、雨が降るようですね。
冬の寒さは、嫌いでないのですが、春ですからね。
そろそろ暖かくなってほしいのもです。