本が家だとして(18/10/23 by 日月緋望玄東郷嘉奈)
本を書くのに必要な資源や資材は、作家の思想や経験や見聞や想像力等だ。
似た様な資源や資材をマネして建てるのは、学生つまり修行中の若輩者がやることだ。学生や見習いに家を建ててくれと頼む人は少ない。
大金も出さないはずだ。
見習いやモノマネ学生の分際で金を巻き上げ、他人様の建てた家に落書きした程度の家を売り出すとは、日本は本当に飢饉の国だな。
資源や資材すら盗まなくてはならないからな?
私は怒っている作家だ。偽モノ作家を擁護する人々が嫌いで、偽モノ作家に金儲けさせる人々が気持ち悪い。
勝手に売り出された誰かの家が、自分が建てた家ではないから他人事だと笑っているその根性の悪さも嫌いだ。
底意地の悪い人々の将来は、長生き老人の説教人生本の氾濫を自慢する世と為るだろう。
せいぜい偉そうに、盗んだ資材でそれらしい家を建てて配布換金しな。
誰も住まない家で。