数年前、東日本大地震の大津波を台湾の親元でテレビ中継で見ていた私は、約35歳の独身女で、あれから7年も経ち、42歳だ。
日本に戻って来る前に、母親の台湾国籍を取得しようと、横浜の警視庁で無犯罪経歴を申請したが、その際に両手の指紋を取られた。もちろん、犯罪歴は無いので、調べられても犯罪歴は載るはずがないが、なぜか申請者本人が開封してはいけなかったので、無犯罪証明書に何が書かれていたかはわからない。
私に、幼名の蘇嘉奈名義の国籍は戻らずじまいだが、これも運命だと今では諦めている。
但し、迫害されているのが事実であるなら、警視庁による何らかの嘘や工作が行われている可能性は高い。
私は無国籍で幼少時代を過ごさざるをえなかったので、声高に無国籍だとは言えず、ただ求められる人物となるように努めた。その努力で成績は優秀だったのは確かで、犯罪に手を染めた事はない。
万一、犯罪をしたら、国籍などもらえないからだ。私だけ、「条件付きの日本人」なのだ。
それを羨む人はいないはずだが、それにすら嫉妬するようなら、何も為し遂げられない人となるだろう。
ところで、私を監視する理由が、犯罪をしていないかどうかなら、既に判明し、国籍も無事にもらえたので、監視の必要はなくなっているはずだ。
まだ監視の必要があるなら、全ての人つまり全ての日本人が監視の対象となる。
矛盾をごまかす為に、無理やり私を犯罪組織員だと嘘をついて、私を監視し仲間外れにしているのなら、無駄骨というよりも、迫害だ。
亡命の資格がある。
それとも海外移民に憧れるあまり、私のふりして、警視庁の誰かがこぞって亡命したのか?
犯罪経歴はあるはずが無いが、万一あるなら、捏造だ。ちょっと不安なので、近日、調べてみようかと思う。
元警視庁職員が何人海外移民したのか、気にはなる。
そいつら、「海外移民しても悪さ」をして死んでそうだな。