もののけ姫を夢見る日本は全てを無駄にする運命だ。
百の田んぼに植えられた種や草木が、黄金の花からの盗みなら、それらに価値はない。
もののけ姫の楽観ラストは起きないのが現実だ。
神霊の犠牲で草木が再生するはずもなく、人間の犠牲も特に意味はない。
日本がやっていることは、泥棒の片棒担ぎであり、文人芸術家の育成どころか、文人芸術家の迫害なのだ。
人材育成したいなら、まず、文人芸術家を大事に扱うことが優先される。例えば、脚本家の世界なら、偉大なシェークスピアを敬うことが、育成の第一歩だ。
最初の一歩を、わざわざ間違えるなら、スタートダッシュのつまずきは到底挽回できない。
こんな初歩的な教えを、私に言わせるな。儒教でも教えている。