ババ(義母)が亡くなって、丁度、3ヶ月が過ぎた。葬儀、35日法要、納骨、身の回り品の整理と、世の中の慣わし通りの行事を一通り終わり、お母さんは、一先ずホッとしている。そんな緩んだ状態で、今日、ババの家を訪れたら、ゲッ、未だ遣り残した事があった。それは、ババの庭の鉢植え達だ。仏事や家の中周りのことに夢中だったので、外にまで気が付かなかった。ババは草花やサボテンが好きで、月下美人などは花が咲いたと、喜んでお母さんの所へ連絡をよこしていたっけ。この鉢植え達、手入れをする人が居なくなってしまった。さ~て、どうしたものか。ジジの所もこれだけの植木鉢を置く所もないし、ジジとお母さんでは、ババほどに手入れは行き届かなくなる。お母さんは尻込みしているが、ジジの庭の空きスペース分だけの鉢を持ってくることにした。これだけでも、ババの意志を継いで育ててみることに。他は残念ながら便利屋さんにお引取りを・・・。