秋の長雨にはホトホト参る。家の中でイライラしていたら、お昼前から雨間が出てきた。それならばと、昼食後、少し走るぞと立ち上がった。ら、すかさずババが横から口を挟んだ。「直ぐ降ってきます。濡れてインフルエンザにでもなったらどうします」と厳しい口調。さすが、殺し文句は良く知っている。「インフル」と聞くと、ジジも怯む。仕方なくＰＣ叩いたり、窓の外を眺めたり、イライラ。窓の外は、刈り残した田圃だ。夥しい数のスズメが稲穂に止まってコメを食べまくっている。暇にまかせて、窓を叩くと、一斉に飛び立って向かいの屋根に一時避難。が、直ぐに舞い降りてくる。これの繰り返しで、何度ガラスを叩いて脅しても、スズメは遊んでもらっているくらいにしか感じていないようだ。イライラは益々募るばかりの1日だった。
