ジジの会で年初に企画した集まりが、今度の木曜日・10月8日に迫ってきた。ところが、あいにくその日は猛烈な台風が来るらしい。警戒情報が出れば中止せざるをえない。参加企業10社に、前もって対応方法を電話連絡することになった。ジジ3人がそれぞれに電話連絡し終わって出てきた言葉は、「本当に伝わっただろうか」だった。会社名は名乗ってくれない。用件の復唱はしてくれない。電話の向こうの顔が無表情なのが手に取るようにわかる。連絡している方が申し訳なく思ってしまいそうだ。大昔、現役時代「電話の対応で企業のヤル気が分かる」と言われて、躾されたり、したりしていたことを思い出した。近頃、家庭の電話は、防犯上名乗らないのが良いらしい。企業でも、出来るだけ不機嫌に対応した方が良い時代になったのかもしれない。ちょっと寂しい時代になった。