渋い花二種

今年の春、ヒマツリの先端を摘んでチョンチョンと挿しておいた。それが、塔みたいに頭をもたげてきて、その塔の周りに小さな花がチラチラ着いてきた。見栄えはしないが、ネジバナみたいにらせん状になっているのが面白い。その鉢の上の生け垣に、一本だけお茶の木が植えてあって、葉っぱの奥の方に一輪だけ白い花が咲きだした。梅の花を少し大きくしたような感じで、こちらも目立たないので、注意して見ないと見落としそうだ。しかも、今頃咲くのは、ちょっと変かも。どちらも白くて小さくて、華やかさはどこにもない。渋い花だ。


走行データ D:26.32 T:1.32.40 A:17.0 M:33.2 O:33321