かとう整骨院 よもやま話

寝屋川市、京阪香里園近く木屋町のかとう整骨院です。保険診療や自費診療、コンディショニングに力を入れています。

『独立は大変ですよ・・・』というお話。 【大阪、寝屋川市香里園のかとう整骨院です】

2016-01-15 17:18:28 | よもやま話
こんにちは、かとう整骨院です。
2016年も、スタートして早二週間。皆さんいかがお過ごしでしょうか?新年早々、今年もいろんなニュースが飛び込んできますね。なかでも、先日報道された某国民的アイドルグループの解散&独立話は、なかなか衝撃的でした。そこで、今回は仕事で独立という事について少々思う所を述べてみたいと思います。

私が“かとう整骨院”を開業したのは2011年になります。それまでは、約7年ほど枚方にある整骨院で勤務していました。形的には、そこから独立したという事になります。長年、同じ仕事をしていると知識や経験が豊富になります。その中で“自分の技術や知識で勝負してみたい!”という思いが強くなれば独立という事に繋がるのだと思います。もちろん、それ以外にも収入や環境の問題もあります。一つだけ確かなことは独立をしようという人は、何かに対して自信やこだわりを持っているという事です。

私の場合は、技術に対する自信が契機でした。ASC運動療法に出会い、その技術や知識に触れているうちに、この治療法で自分が思うようにやってみたいと思ったからです。私自身元々は“独立”というものには一切興味がありませんでした。自分が経営者になるというイメージも湧きませんでしたし、横で見ていても自分がやっていけるとはとても思えなかったからです。ですが、そんな自分でもやはり経験を重ねる事により徐々に気持ちが変化していったものです。

話を元に戻しますが、今回の騒動になっているグループの皆さんは、芸能人としてとても魅力のある方々です。浮き沈みの激しい芸能界でこれだけトップを走り続けてきた実績は誰もが認める事でしょうし、ご本人達もそれを自負していると思います。しかし、今の地位を得るには周囲の力があった事は紛れもない事実です。人は社会生活を営んでいる限り、なにかしらの組織に属することになります。そして、組織から有形無形であれ守られているのです。独立をするということは、一度その組織からの保護を捨てる事になります。自分の実力だ!と、思っていても案外組織の看板や実績に守られての事というのはよくある話です。また、厄介なことに組織の中にいるうちは、なかなかその事に気付けないのです。私たちの業界の話で例えてみます。ある整骨院で人気のある従業員の先生がいたとします。その先生を目当てにこられる患者が後を絶たない現状であったとしても、それはそこの地域、職場にいてこその話であるという可能性も否定はできないのです。人の趣味、趣向は様々です。東京で流行っているものが、大阪では流行らないというのはよく聞く話です。自分の技術や知識に自信があり、その経験を生かして独立しても今までの方法が通じないという話はよく聞きます。それには、こういう事情が一因にあるのだと思います。

“自分の可能性を試してみたい”とは、誰しも一度は思うことかもしれません。しかし、今の自分というのを客観的に見直してみるのもとても大切なことです。もし、この文章を見ている皆様の中に独立や開業などをお考えの方がおられましたら、今一度自分の属している組織(地域や会社)を見つめなおしてみることをオススメいたします。その上でも自分の意志を貫きたいと思うのであれば、それはそういう時期なのだと思います。

世間で話題になっているニュースに私自身の体験を絡ませて、思う所を述べさせてもらいましたが、驚くほどまとまりのない文章になってしまいましたね^^;
こういう仕事をしていると、よく独立や開業の相談を受けます。私自身は今の現状に満足しているわけではありませんが、自分の意志で決定した事については後悔はしていません。ですが、予想外の出来事に次々と見舞われたことも事実です。この問題に明確な答えは存在しないと思います。行き着くところは、やはり自らの意志に従うという事でしょうか。“意志あるところに道はひらける”上手いこと言うものですねえ・・・

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