とりとめのない話と思われるかもしれませんが
以前書いた、私の手のひらで暖まりながら過ごす
「めっすん」のことです。
その日も、いつもと変わりなく
飼育ケースにはタンポポの花を数本入れていました。
そしていつもの通り、めっすんは飼育ケースに戻るのを嫌がり
それでも時間が無く戻さざるを得なくて
タンポポのそばに移した時でした。
めっすんはタンポポの茎を牙で噛み始めました。
たまたま噛んだもので1回でやめると思いましたが
やめませんでした。
何度も何度も噛み続けました。
10回くらい
タンポポの茎がぼろぼろになるまで。
もしかしたら老いて身体に痛みが走ったのかも知れません。
でも、何かいらついていて
もどかしさを訴えるようでもありました。
私も手のひらで心地よく横たわるめっすんを
とても愛おしく思っていましたので
どれだけ疲れていても欠かしませんでした。
飼育ケースに戻す時には
私も切なく思っていました。
その私には
ささやかな、ほんの僅かな願いが
どうしてこんなにも叶わないのかと
めっすんが嘆き悔しがっているようにも見えました。
めっすんがタンポポの茎を噛む度に
自分に痛みが走ったのを覚えています。
信じられないのなら
それで構わない。
そう
ありえないと誰もが思う。
昆虫と人間のつながりです。
以前書いた、私の手のひらで暖まりながら過ごす
「めっすん」のことです。
その日も、いつもと変わりなく
飼育ケースにはタンポポの花を数本入れていました。
そしていつもの通り、めっすんは飼育ケースに戻るのを嫌がり
それでも時間が無く戻さざるを得なくて
タンポポのそばに移した時でした。
めっすんはタンポポの茎を牙で噛み始めました。
たまたま噛んだもので1回でやめると思いましたが
やめませんでした。
何度も何度も噛み続けました。
10回くらい
タンポポの茎がぼろぼろになるまで。
もしかしたら老いて身体に痛みが走ったのかも知れません。
でも、何かいらついていて
もどかしさを訴えるようでもありました。
私も手のひらで心地よく横たわるめっすんを
とても愛おしく思っていましたので
どれだけ疲れていても欠かしませんでした。
飼育ケースに戻す時には
私も切なく思っていました。
その私には
ささやかな、ほんの僅かな願いが
どうしてこんなにも叶わないのかと
めっすんが嘆き悔しがっているようにも見えました。
めっすんがタンポポの茎を噛む度に
自分に痛みが走ったのを覚えています。
信じられないのなら
それで構わない。
そう
ありえないと誰もが思う。
昆虫と人間のつながりです。
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