FPの胃袋 ~FP・社労士 川部紀子のブログ~

ファイナンシャルプランナー・社会保険労務士 川部紀子の腹の内。

FP・社労士事務所 川部商店

確定拠出年金、受け取る時に税金がかかる問題

2016-10-13 | ブログ
確定拠出年金は、税金優遇が魅力の制度。

掛金は非課税、運用益も非課税。
でも、60歳以降の受け取り時には非課税ではありません。

というと、
「何だよ、後で取るのかよー!」
「税金の繰り延べかよー!」
なんて気持ちになる人もいるかもしれません。
(ま、繰り延べだけでも嬉しいことですけどね。)

さて、受け取り時は非課税でないといっても、
一定額までは結局非課税です。

例えば、40歳から60歳まで確定拠出年金で掛金をかけ続けたとします。

一時金(一括)で受け取る場合、退職金と合算して800万円まで非課税です。

掛金をかけた年数が多ければ、非課税の枠はもっと大きくなり、
40年掛ければ、退職金と合算して2200万円まで非課税となります。

年金(分割)で受け取る場合も公的年金等控除というものの対象になり、一定額まで非課税です。

というわけで、
そんなに退職金が多くない会社の方や、毎月の掛金はそんなに多くない方は、
結局非課税になったりもします。

掛金と運用益の非課税メリットの方が大きいという結論に行く付くことでしょうから、
そんなに心配しなくても良い部分だと思います。
今日は、札幌近郊の街で22時までセミナーでした。

22時までってのは、お腹空きますねー。

帰りの電車で、一点を見つめて、コンビニご飯をムシャムシャ食べました

恐ろしいことに、
カニのお寿司を選んだ記憶が全くありません

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