朝日新聞 無料見本紙
朝日新聞の無料見本紙です。ぞんぶんにお楽しみ下さい。
朝日新聞の無料見本紙です。ぞんぶんにお楽しみ下さい。
1週間ほど前だったか、
「朝日新聞ですが、
〜〜〜ほにゃらら、ほにゃらら〜〜〜
見本紙をお届けしてよろしいですか?」
という電話があり、
(ウチの)奥様は、
まあ、くれるモノは貰っときましょう、
ということでOKしたんだそうです。
で、10/1(土)、
朝日新聞(「be」「beテレビ」付き)と、おまけの「2016 PR版」が、
定期購読中の産経新聞と一緒に(!)宅配されました。
お世話になっている販売店さんには、
何度か朝日を勧められたこともあるのですが、
「趣味で産経とってますから」
と言ってお断りし続け、もう諦めてもらってます。
なので、今回、
電話をしてきた「上」の営業さんから指示を受けて、
「ああ、ムダなのに・・・」
と思いながら配達したんだろうなあと推察され、
ちょっとお気の毒です。
(愛知県内、産経は朝日新聞販売店に宅配の委託をしているらしい)
ま、それはともかく、
せっかくの朝日、やっぱり朝日。
せっかくの天声人語、やっぱり天声人語。
でした。
築地から豊洲市場への移転理由を説明するため、東京都がホームページに載せている資料が何とも痛々しい。土壌汚染対策を示す地下の構造のイメージ図を「調査中」の文字で隠している。「疑問解消BOOK」とのタイトルだが、これでは「疑問噴出BOOK」だ
▼ナゾの地下空間はなぜ生まれたのか。東京都による調査の結果がログイン前の続ききのう発表されたが、こちらも肝心の部分にもやがかかっている。盛り土でなく地下空間という方針は段階的に固まり、「いつ誰が決めた」かは、はっきり分からないそうだ
▼「空気」や「流れ」で進んでいったと小池百合子知事は言う。責任をもって判断するのではなく、空気を読み、流れに身を任せるだけ。そんな役人が、巨大な都庁のあちこちにいるのかと心配になる
▼疑問は東京五輪・パラリンピックの経費の見積もりにも及ぶ。組織委員会も含めた全体像を調べた都のチームは「社長も財務部長もいない状態」だと言い切った。責任者不在でいつのまにかコストがふくらみ、都民に請求書を回されてはたまらない
▼劇場型といえばこれほどの劇場型はない。閉鎖的で無責任な行政の闇に、ヒロインが切り込む。安手の芝居を見せられているような気がしなくもないが、もう少し見守ることにしようか。闇は深そうなので
▼あのとき意見を言っておけばよかったと後悔している都職員もいるかもしれない。自分を殺して空気を読むことで、組織が深く傷つき信頼が損なわれる。他人事ではない話だ。
天声人語さんが「何とも痛々しい」と仰っているのは、
コチラのことだと思うんですが、
(築地市場の移転整備 疑問解消BOOK なぜ移転が必要なの? P.11
→http://www.shijou.metro.tokyo.jp/toyosu/pdf/book/book_all.pdf)
でも、これ、
東京都としても、他にやりようがないんじゃないかと・・・
ほっとけば批判は免れないし、
かといって、削除すりゃ、それも批判するんでしょ?
「自分を殺して空気を読むことで、組織が深く傷つき信頼が損なわれる。他人事ではない話だ」
と言ってる辺りは、まあカワイイのですが、
いっそ、お得意の、
日本の歴史(いつか来た道)にでも絡めてくだされば、
もっと良い文章になったのになあと思うと、
そこが、ちょっと惜しまれますね。
ちなみに、
おまけの「2016 PR版」なんですが、
〈香川真司、朝日新聞サポーター代表に就任。〉
は、まあ良いとして、
その4面に、
〈人気の連載、実力の三冠王。朝日新聞、はじめるならいま!〉
だそうでして・・・
〈16年連続 圧倒的No.1 大学入試三冠王
「受験の朝日」、ぜひお試し読みを!〉
ああもう、やっぱり朝日新聞、です。
・・・ ・・・ ・・・ ・・・
ところで、
豊洲の件に関しては、正直、あまり興味がないのだけれど、
関連(というか、天声人語のネタ)記事なので。
ま、読みたいという方は、どうぞ。
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