角灯と砂時計 

その手に持つのは、角灯(ランタン)か、砂時計か。
第9番アルカナ「隠者」の、その俗世を生きる知恵を、私にも。

返言自在-12 犬が人に噛み付いても・・・

2016-01-30 07:10:53 | メディア論
まあ、これで、米国のニューヨーク◯イムズとか、
仏国のルモ◯ドあたりが、
またアリもしない「性奴隷やら」「日本の右傾化」やらを書きたてるのでしょう。

そしてまた、
それを日本の新聞が、舶来品(すなわち、自分が言ってるわけじゃないよ)として、
報道するわけです。

(#014 何で外国特派員協会なの?→http://blog.goo.ne.jp/kawai_yoshinori/e/56eafb13588ff7daf21ae5cb71ee975d

「犬が人に噛み付いてもニュースにならないが、人が犬に噛み付けば大ニュース」

大抵のメディア論に出てくる警鐘(?)ですね。

もちろん、
全てのメディア関係者がそうだと言うのではありません。

けれど、
例えば朝日新聞、週刊文春。

彼等も商売ですから、
耳目を引くような事柄を書きたいわけでして。

「ニュース価値」を高めるために、
多少の脚色から始まって、剽窃、歪曲、捏造、
いろんな事をやらかします。

その積み重ねで、
それぞれの報道機関に対する信頼度が変化していくのですが、

#014でも触れた「世界価値観調査(World Values Survey)」から、
改めて、日本、米国、それにオーストラリアの、
新聞・雑誌に対する信頼度を紹介します。

日本



米国



オーストラリア



何と言うか、
日本人の真面目さが出てますね。

けれど、
一部メデイアの行状がもとで、
日本もいずれ「世界標準」に近づいていくことでしょう。

ただですねえ、
先の日韓合意に際しては、

常日頃、
朝日新聞とその仲間たちの報道を批判してやまない人々でさえ、
(現地であまり信用されてない)記事を引っ張ってきて、

「外国のメディアがこんな報道してる!」

という怒り方をしてましたからねえ。
(彼の地で、いわれなきジャパン・バッシングと戦ってきた人々の、
 その心中は分からないでもないのですが)

外国の記者だって、
「従軍慰安婦」なるものが、
ごく普通の(!)戦地売春婦だったと言うんじゃニュースにならないから、
無い事無い事(!!)気ままに書いてるだけなんですけどねえ。
(それはそれで、もちろんケシカラン話。訂正させるべきです)

日本人の新聞信仰、舶来信仰は根深いなあ、
なんてことも、ちょっと感じました。

・・・ ・・・ ・・・ ・・・

冒頭画像は、世界価値観調査「Online Data Analysis」
http://www.worldvaluessurvey.org/WVSOnline.jsp

ちなみに、以下その使い方

調査年代、例えば「2010-2014」をクリック

Select Countriesで、
例えば「Australia、Japan、United States」等にチェック
「Next>>」をクリック

Survey questionsで、
Variable/110 Title/Confidence:The press までスクロール
「Show」をクリック

記事引用のグラフが表示されます。


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