拙ブログも、
目出度く(?)101回目となりました。
物凄くどうでも良かったり、
稀に面白かったり、
そんなモノではありますが、
お付き合いくださっている皆様、誠に誠に、有難うございます。
さて、
100回を書き終えた時、
区切りにしようか、続けようかと、
正直言って、心揺れたりもしたのですが、
結論は、
「それでもなお、」
でした。
そんなわけで、再スタートのテーマは、
随分前に読んだ本を引張り出しまして・・・
ケント・M・キースさんの、
『それでもなお、人を愛しなさい』です。
(Hayakawa Online:『それでもなお、人を愛しなさい』
→http://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/113535.html)
確かに、人は不合理かもしれない。わからず屋でわがままかもしれない。それがどうだと言うのでしょうか。それでも私たちは人を愛さなければなりません。あなたが今日何か良いことをしても、明日になったら忘れられてしまうかもしれません。それがどうだと言うのでしょうか。それでも良いことをしなければなりません。
正しいこと、良いこと、真実であることを実践すれば、その行動自体に価値がある。そのことに意味がある。
ともに「はじめに」からの引用ですが、
この手の言葉は、
日々の暮らしにゆとりがある時、
もしくは、心が迷子になってしまった折に触れると、
「そうだよな〜、そういう生き方をしたいな〜」
と素直に感じます。
なので、以下に引用する「逆説の十カ条」は、
そんな、自然に受け容れられる気分の時にこそ、
ゆっくり読み、反芻するのが良いと思います。
逆説の十カ条
1 人は不合理で、わからず屋で、わがままな存在だ。
それでもなお、人を愛しなさい。
2 何か良いことをすれば、隠された利己的な動機があるはずだと人に責められるだろう。
それでもなお、良いことをしなさい。
3 成功すれば、うその友だちと本物の敵を得ることになる。
それでもなお、成功しなさい。
4 今日の善行は明日になれば忘れられてしまうだろう。
それでもなお、良いことをしなさい。
5 正直で率直なあり方はあなたを無防備にするだろう。
それでもなお、正直で率直なあなたでいなさい。
6 最大の考えをもった最も大きな男女は、最小の心をもった最も小さな男女によって撃ち落とされるかもしれない。
それでもなお、大きな考えをもちなさい。
7 人は弱者をひいきにはするが、勝者の後にしかついていかない。
それでもなお、弱者のために戦いなさい。
8 何年もかけて築いたものが一夜にして崩れ去るかもしれない。
それでもなお、築きあげなさい。
9 人が本当に助けを必要としていても、実際に助けの手を差し伸べると攻撃されるかもしれない。
それでもなお、人を助けなさい。
10 世界のために最善を尽くしても、その見返りにひどい仕打ちを受けるかもしれない。
それでもなお、世界のために最善を尽くしなさい。
如何なもんでしょう。
正直に言えば、
もっと絞り込んで三カ条か五カ条くらいにすれば、
と思わないでもないんですが、
ま、それはともかく、
もしも「そんなキレイゴトを」と思ってしまったなら、
ゆっくりぐっすり眠って、
明け方の澄んだ空気を吸って吐いて、
その後でもう一度読めば、
違った感じ方ができるかも、です。
逆説の十カ条は病的でもなければ、悲観的でもありません。正しいこと、良いこと、真実であることを実行すれば、多くの場合その貢献に対して感謝されるでしょう。しかし、世の中の拍手喝采がなくとも人間としての意味を見出すことができるならば、あなたは自由な人です。他の人が感謝の気持ちをもとうがもつまいが、自分にとって意味があることをする自由が、あなたにはあるからです。(第1部 おかしな世界)
ああ、この感覚は米国人だなあ、
と、思ったりもしますが、
自分にとって意味があるかどうかだけを行動の基準にする、
それが実践できるなら、素敵なことです。
難しいことのようでいて、
実は、物凄く楽な(!)生き方かもしれません。
もっとも基本的なニーズを満たすことに助力することによって、大いなる意味を発見することができます。ですから、どうぞ行動してください。世界の平和のために活動してください。正義のために力を尽くしてください。飢餓や病気と戦ってください。人に読み方を教えてください。子どもに歌を歌ってあげてください。十代の若者を導いてあげる存在になってください。毎日、何かをしてください。来る日も来る日も、何かをやり続けてください。(第3部 逆説的な人生)
自分としては、
とりあえず、子供に歌ってあげることからで。
(↓)手元にあるものは2002年の初版で「顔」が違います。
ちなみに、ですが、
この著者さんは、
日本とルーマニアの孤児院から3人の子を養子に迎えているとのことです。
目出度く(?)101回目となりました。
物凄くどうでも良かったり、
稀に面白かったり、
そんなモノではありますが、
お付き合いくださっている皆様、誠に誠に、有難うございます。
さて、
100回を書き終えた時、
区切りにしようか、続けようかと、
正直言って、心揺れたりもしたのですが、
結論は、
「それでもなお、」
でした。
そんなわけで、再スタートのテーマは、
随分前に読んだ本を引張り出しまして・・・
ケント・M・キースさんの、
『それでもなお、人を愛しなさい』です。
(Hayakawa Online:『それでもなお、人を愛しなさい』
→http://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/113535.html)
確かに、人は不合理かもしれない。わからず屋でわがままかもしれない。それがどうだと言うのでしょうか。それでも私たちは人を愛さなければなりません。あなたが今日何か良いことをしても、明日になったら忘れられてしまうかもしれません。それがどうだと言うのでしょうか。それでも良いことをしなければなりません。
正しいこと、良いこと、真実であることを実践すれば、その行動自体に価値がある。そのことに意味がある。
ともに「はじめに」からの引用ですが、
この手の言葉は、
日々の暮らしにゆとりがある時、
もしくは、心が迷子になってしまった折に触れると、
「そうだよな〜、そういう生き方をしたいな〜」
と素直に感じます。
なので、以下に引用する「逆説の十カ条」は、
そんな、自然に受け容れられる気分の時にこそ、
ゆっくり読み、反芻するのが良いと思います。
逆説の十カ条
1 人は不合理で、わからず屋で、わがままな存在だ。
それでもなお、人を愛しなさい。
2 何か良いことをすれば、隠された利己的な動機があるはずだと人に責められるだろう。
それでもなお、良いことをしなさい。
3 成功すれば、うその友だちと本物の敵を得ることになる。
それでもなお、成功しなさい。
4 今日の善行は明日になれば忘れられてしまうだろう。
それでもなお、良いことをしなさい。
5 正直で率直なあり方はあなたを無防備にするだろう。
それでもなお、正直で率直なあなたでいなさい。
6 最大の考えをもった最も大きな男女は、最小の心をもった最も小さな男女によって撃ち落とされるかもしれない。
それでもなお、大きな考えをもちなさい。
7 人は弱者をひいきにはするが、勝者の後にしかついていかない。
それでもなお、弱者のために戦いなさい。
8 何年もかけて築いたものが一夜にして崩れ去るかもしれない。
それでもなお、築きあげなさい。
9 人が本当に助けを必要としていても、実際に助けの手を差し伸べると攻撃されるかもしれない。
それでもなお、人を助けなさい。
10 世界のために最善を尽くしても、その見返りにひどい仕打ちを受けるかもしれない。
それでもなお、世界のために最善を尽くしなさい。
如何なもんでしょう。
正直に言えば、
もっと絞り込んで三カ条か五カ条くらいにすれば、
と思わないでもないんですが、
ま、それはともかく、
もしも「そんなキレイゴトを」と思ってしまったなら、
ゆっくりぐっすり眠って、
明け方の澄んだ空気を吸って吐いて、
その後でもう一度読めば、
違った感じ方ができるかも、です。
逆説の十カ条は病的でもなければ、悲観的でもありません。正しいこと、良いこと、真実であることを実行すれば、多くの場合その貢献に対して感謝されるでしょう。しかし、世の中の拍手喝采がなくとも人間としての意味を見出すことができるならば、あなたは自由な人です。他の人が感謝の気持ちをもとうがもつまいが、自分にとって意味があることをする自由が、あなたにはあるからです。(第1部 おかしな世界)
ああ、この感覚は米国人だなあ、
と、思ったりもしますが、
自分にとって意味があるかどうかだけを行動の基準にする、
それが実践できるなら、素敵なことです。
難しいことのようでいて、
実は、物凄く楽な(!)生き方かもしれません。
もっとも基本的なニーズを満たすことに助力することによって、大いなる意味を発見することができます。ですから、どうぞ行動してください。世界の平和のために活動してください。正義のために力を尽くしてください。飢餓や病気と戦ってください。人に読み方を教えてください。子どもに歌を歌ってあげてください。十代の若者を導いてあげる存在になってください。毎日、何かをしてください。来る日も来る日も、何かをやり続けてください。(第3部 逆説的な人生)
自分としては、
とりあえず、子供に歌ってあげることからで。
(↓)手元にあるものは2002年の初版で「顔」が違います。
ちなみに、ですが、
この著者さんは、
日本とルーマニアの孤児院から3人の子を養子に迎えているとのことです。
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