いわゆるグローバル化が進む一方で、
かなり狭い意味で言ってる「民族」の、
分離独立運動というものも、
世界のアチコチで起きています。
先日は、こんな興味深い記事もありました。
(産経新聞9/26大阪6版、Web産経ニュース:国内で独立運動抑圧のロシア 世界から分離独立派を集め国際会議
→http://www.sankei.com/world/news/150923/wor1509230059-n1.html)
〈諸外国の分離独立派勢力を一堂に集めた国際会議がこのほどモスクワで開催され、国連総会への提出を想定した民族自決の権利に関する「決議案」が採択された〉
〈国際会議は政権派団体「ロシア反グローバリズム運動」の主催。ウクライナ東部や米テキサス州、米自治領プエルトリコ、スペインのカタルーニャ自治州、英アイルランド、西サハラなどから35政党・団体の関係者が無料で招かれた〉
〈ロシアがウクライナ南部クリミア半島を一方的に併合し、同国東部の親露派を軍事支援していることを正当化する意図も指摘される〉
正直、
国内の分離独立運動を厳しく弾圧しているロシアへ、
ノコノコと出かけて行く団体の気がしれません。
が、
ここにも名が出ているスペインのカタルーニャでは、
実際に、選挙で独立派が勝利したという話です。
(AFPBBNEWS:カタルーニャ州議会選、独立派が過半数を確保 スペイン
→http://www.afpbb.com/articles/-/3061362)
昨年は、英国のスコットランドでも、
かなりの関心と現実味をもって分離独立が問われました。
(AFPBBNWES:スコットランド独立、住民投票で否決
→http://www.afpbb.com/articles/-/3026440)
それらの、切実さだったり、真剣味だったり、
と、比較してしまうと、
率直に言ってチャンチャラ可笑しいのですが、
琉球(沖縄)独立論というものもあるそうで、
「琉球民族独立総合研究学会」なんてものもあるんですね。
(琉球民族独立総合研究学会ホームページ→http://www.acsils.org/)
で、そのホームページにリンクがある、
「Q&Aリーフレット」をちょっと覗くと、
言葉を失うというか、笑えるというか・・・
まず、
と、あるんですけど、
「琉球の島々に民族的ルーツを持つ琉球民族」って、
その起源を、年代としてはどの辺りに想定してるんでしょう?
「琉球」の島々も、「大和」の島々と同じく、
あるいは南洋から、あるいは大陸から、
様々な地域に起源を持つ民族が、
混血混淆してきたんじゃないのかなあ。
〈琉球人はあくまでも琉球人です。琉球国はかつて独立国でした〉
はあ・・・
もともと「日本国」でなかったことは認めますが、
独立国でもなかったと思いますよ。
支那の皇帝に柵封され朝貢してたわけですから。
〈琉球の地位や将来を決めることができるのは琉球民族のみです〉
いや、だから、
その「琉球民族」なるものをキチンと説明していただかないと。
ことのついでに、
学会のFacebookも覗いてみました。
(→https://www.facebook.com/acsils)
あんまり楽しいモノではなかったけれど、
寄せられたコメントは面白かった。
〈沖縄は日本国民です!陛下に背く行為は絶対やってはならない。この会の首謀者の逮捕状を取ります〉
〈海外に発信する前に、まず沖縄県民の民意を総括して下さい。私は沖縄県民ですが、沖縄の独立を支持していません。反対です〉
ごもっともです。
どうも近頃、
いきなり外国特派員協会とか、国連とか、
食いついてくれるなら何でもイイ、
みたいにして、
勝手なことを言う人が増えてますね。
最たるものが、
あろうことか沖縄知事でして、
短いですから、まあ、ちょっと聞いてください。
「辺野古の状況見てください」沖縄知事、国連人権理で声明
(スクリプト・批評.COM:翁長沖縄県知事の国連スピーチ(全文と訳文)
→http://hi-hyou.com/archives/3337)
ただ、今回は、知事の言いっぱなしではなく、
カウンターパンチもありました。
沖縄メディアは死んでも報じたくない我那覇真子さんの国連演説
(スクリプト・批評.COM:国連人権理事会における我那覇真子氏のカウンタースピーチ(全文)
→http://hi-hyou.com/archives/3368
両者が国連でスピーチをするに至るまでには、
中国と、米英仏との舞台裏でのせめぎあいがあったとか。
つまるところ、
「琉球独立」は学術なんかじゃなく、
政治そのものってことですね。
そこに大陸方面の意向が絡んでいるのは、
まあ、言うまでもないでしょう。
ごく一部の確信犯やら、策士やらにノセられ、勘違いして、
善良な「普通の市民」が応援など始めないように祈るだけです。
件のFacebook、
現在のところ「いいね!」が、617人(9月29日現在)。
とりあえずは、
勝手に言ってて頂戴、の範囲です。
フッ。
かなり狭い意味で言ってる「民族」の、
分離独立運動というものも、
世界のアチコチで起きています。
先日は、こんな興味深い記事もありました。
(産経新聞9/26大阪6版、Web産経ニュース:国内で独立運動抑圧のロシア 世界から分離独立派を集め国際会議
→http://www.sankei.com/world/news/150923/wor1509230059-n1.html)
〈諸外国の分離独立派勢力を一堂に集めた国際会議がこのほどモスクワで開催され、国連総会への提出を想定した民族自決の権利に関する「決議案」が採択された〉
〈国際会議は政権派団体「ロシア反グローバリズム運動」の主催。ウクライナ東部や米テキサス州、米自治領プエルトリコ、スペインのカタルーニャ自治州、英アイルランド、西サハラなどから35政党・団体の関係者が無料で招かれた〉
〈ロシアがウクライナ南部クリミア半島を一方的に併合し、同国東部の親露派を軍事支援していることを正当化する意図も指摘される〉
正直、
国内の分離独立運動を厳しく弾圧しているロシアへ、
ノコノコと出かけて行く団体の気がしれません。
が、
ここにも名が出ているスペインのカタルーニャでは、
実際に、選挙で独立派が勝利したという話です。
(AFPBBNEWS:カタルーニャ州議会選、独立派が過半数を確保 スペイン
→http://www.afpbb.com/articles/-/3061362)
昨年は、英国のスコットランドでも、
かなりの関心と現実味をもって分離独立が問われました。
(AFPBBNWES:スコットランド独立、住民投票で否決
→http://www.afpbb.com/articles/-/3026440)
それらの、切実さだったり、真剣味だったり、
と、比較してしまうと、
率直に言ってチャンチャラ可笑しいのですが、
琉球(沖縄)独立論というものもあるそうで、
「琉球民族独立総合研究学会」なんてものもあるんですね。
(琉球民族独立総合研究学会ホームページ→http://www.acsils.org/)
で、そのホームページにリンクがある、
「Q&Aリーフレット」をちょっと覗くと、
言葉を失うというか、笑えるというか・・・
まず、
と、あるんですけど、
「琉球の島々に民族的ルーツを持つ琉球民族」って、
その起源を、年代としてはどの辺りに想定してるんでしょう?
「琉球」の島々も、「大和」の島々と同じく、
あるいは南洋から、あるいは大陸から、
様々な地域に起源を持つ民族が、
混血混淆してきたんじゃないのかなあ。
〈琉球人はあくまでも琉球人です。琉球国はかつて独立国でした〉
はあ・・・
もともと「日本国」でなかったことは認めますが、
独立国でもなかったと思いますよ。
支那の皇帝に柵封され朝貢してたわけですから。
〈琉球の地位や将来を決めることができるのは琉球民族のみです〉
いや、だから、
その「琉球民族」なるものをキチンと説明していただかないと。
ことのついでに、
学会のFacebookも覗いてみました。
(→https://www.facebook.com/acsils)
あんまり楽しいモノではなかったけれど、
寄せられたコメントは面白かった。
〈沖縄は日本国民です!陛下に背く行為は絶対やってはならない。この会の首謀者の逮捕状を取ります〉
〈海外に発信する前に、まず沖縄県民の民意を総括して下さい。私は沖縄県民ですが、沖縄の独立を支持していません。反対です〉
ごもっともです。
どうも近頃、
いきなり外国特派員協会とか、国連とか、
食いついてくれるなら何でもイイ、
みたいにして、
勝手なことを言う人が増えてますね。
最たるものが、
あろうことか沖縄知事でして、
短いですから、まあ、ちょっと聞いてください。
「辺野古の状況見てください」沖縄知事、国連人権理で声明
(スクリプト・批評.COM:翁長沖縄県知事の国連スピーチ(全文と訳文)
→http://hi-hyou.com/archives/3337)
ただ、今回は、知事の言いっぱなしではなく、
カウンターパンチもありました。
沖縄メディアは死んでも報じたくない我那覇真子さんの国連演説
(スクリプト・批評.COM:国連人権理事会における我那覇真子氏のカウンタースピーチ(全文)
→http://hi-hyou.com/archives/3368
両者が国連でスピーチをするに至るまでには、
中国と、米英仏との舞台裏でのせめぎあいがあったとか。
つまるところ、
「琉球独立」は学術なんかじゃなく、
政治そのものってことですね。
そこに大陸方面の意向が絡んでいるのは、
まあ、言うまでもないでしょう。
ごく一部の確信犯やら、策士やらにノセられ、勘違いして、
善良な「普通の市民」が応援など始めないように祈るだけです。
件のFacebook、
現在のところ「いいね!」が、617人(9月29日現在)。
とりあえずは、
勝手に言ってて頂戴、の範囲です。
フッ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます