三年前(平成24、2012年)の1月末、
米国バージニアで、州内公立学校の教科書に、
日本海を「東海」と併記するよう求める州法案が成立しかけたことがありました。
彼の地の上院教育厚生委員会で、賛成7,反対8の、わずか1票差で否決された、
ということです。
法案の出処はもちろん、韓国系米国人や韓国人が多く住む地域を地盤とする議員です。
米国連邦政府は「日本海」が国際的に認知された表記だ、という立場なのですが、
それよりも、自分の票の方が大切、ということでしょう。
民主主義とか、地方自治とかの危うい面が出たわけです。
無論、ワシントンの日本大使館などは、
州議会に事実関係の説明を行うなどして、法案が成立しないよう働きかけていたそうです。
どこまで本気で力を入れていたのかは不明ですが。
何故といって、
その後、2014年には、同様の州法が成立してしまったからです。
例えば、こういう地図(↓)になるわけですね。
「バージニア州の韓国系移民は約8万2000人と、
日本系移民の数1万9000人を大きく上回っており、
韓国政府の支援を受けての同国系移民によるロビー活動が奏功した(ロイターの記事)」
ということだそうです。
議員たちとしては、何か筋が違うと感じても、
実害が無いならわざわざ反対し、あえて敵をつくることはない、
提案が、いい加減しつこく、うんざりするので、
もう面倒だし、取り敢えず賛成しとけ、
といったところでしょうか。
地図の表記だけなら、それでバージニア州の人々は、
「Sea of Japan」と合わせて「East Sea」も覚える羽目になったわけで、
まあ、お気の毒、というくらいで放っておいてもいいのじゃないか、
と、自分も思いました。当時。
ただ、よろしくないのが、
この成り行きが、韓国系住民の間に「成功体験」として勇気を与えたように見えることです。
味をしめた、と言いましょうか。
竹島や旭日旗、従軍慰安婦強制連行・性奴隷20万人殺害など、
彼らにとっての「譲れない一線」全てにおいて、さらに州議会を動かそうとしています。
我が国政府にも、ここのところ、ようやくほっとけない雰囲気が出てきました。
つい先日の衆院予算委員会(1月29日、開会から1時間18分頃)でも、
カリフォルニア州で現に使われているという、
「従軍慰安婦が天皇からの贈り物として軍に供与された、日本軍は南京で40万人を殺した」
などとするトンデモ教科書に関して、
稲田朋美議員の質問に、
「国際社会では、慎ましくしていることで評価されることはない。
主張すべき点はしっかりと主張していくべきだ」
と首相が答弁しています。
が、
安倍さんが何か言うと、
待ってましたとばかりに「修正主義だ!」と批判する人もいるわけで。
米国務次官は
「私たちは河野談話と村山談話が重要であると信じている」
とおっしゃるし、
(日本の歴史が「修正」されてしまうと、原爆投下の罪の意識が疼くんでしょう)
中国外相は
「欧州にはアウシュビッツ強制収容所の悲劇があり、中国には南京大虐殺があった」
とのたまう。
(日本の歴史が「修正」されてしまうと、
中国国民を虐殺したのが誰なのかバレてしまうと恐れているんでしょう)
彼らが、彼らの都合でモノを言うのは、まあ仕方ないと言えば仕方ないんで、
こちらとしては、その都度、事実を淡々と発信していく以外にないのですが、
解せないのは、
日本の国内にも修正主義を批判する人がけっこう居るってことなんですよね。
「修正」を受け付けないのは、それが「学」ではなく「観」でなく、
彼らには、所詮「道具」にすぎないから、なんでしょう。
色んなことが「訂正すべき点を訂正してこなかった結果」なんですね。
米国バージニアで、州内公立学校の教科書に、
日本海を「東海」と併記するよう求める州法案が成立しかけたことがありました。
彼の地の上院教育厚生委員会で、賛成7,反対8の、わずか1票差で否決された、
ということです。
法案の出処はもちろん、韓国系米国人や韓国人が多く住む地域を地盤とする議員です。
米国連邦政府は「日本海」が国際的に認知された表記だ、という立場なのですが、
それよりも、自分の票の方が大切、ということでしょう。
民主主義とか、地方自治とかの危うい面が出たわけです。
無論、ワシントンの日本大使館などは、
州議会に事実関係の説明を行うなどして、法案が成立しないよう働きかけていたそうです。
どこまで本気で力を入れていたのかは不明ですが。
何故といって、
その後、2014年には、同様の州法が成立してしまったからです。
例えば、こういう地図(↓)になるわけですね。
「バージニア州の韓国系移民は約8万2000人と、
日本系移民の数1万9000人を大きく上回っており、
韓国政府の支援を受けての同国系移民によるロビー活動が奏功した(ロイターの記事)」
ということだそうです。
議員たちとしては、何か筋が違うと感じても、
実害が無いならわざわざ反対し、あえて敵をつくることはない、
提案が、いい加減しつこく、うんざりするので、
もう面倒だし、取り敢えず賛成しとけ、
といったところでしょうか。
地図の表記だけなら、それでバージニア州の人々は、
「Sea of Japan」と合わせて「East Sea」も覚える羽目になったわけで、
まあ、お気の毒、というくらいで放っておいてもいいのじゃないか、
と、自分も思いました。当時。
ただ、よろしくないのが、
この成り行きが、韓国系住民の間に「成功体験」として勇気を与えたように見えることです。
味をしめた、と言いましょうか。
竹島や旭日旗、従軍慰安婦強制連行・性奴隷20万人殺害など、
彼らにとっての「譲れない一線」全てにおいて、さらに州議会を動かそうとしています。
我が国政府にも、ここのところ、ようやくほっとけない雰囲気が出てきました。
つい先日の衆院予算委員会(1月29日、開会から1時間18分頃)でも、
カリフォルニア州で現に使われているという、
「従軍慰安婦が天皇からの贈り物として軍に供与された、日本軍は南京で40万人を殺した」
などとするトンデモ教科書に関して、
稲田朋美議員の質問に、
「国際社会では、慎ましくしていることで評価されることはない。
主張すべき点はしっかりと主張していくべきだ」
と首相が答弁しています。
が、
安倍さんが何か言うと、
待ってましたとばかりに「修正主義だ!」と批判する人もいるわけで。
米国務次官は
「私たちは河野談話と村山談話が重要であると信じている」
とおっしゃるし、
(日本の歴史が「修正」されてしまうと、原爆投下の罪の意識が疼くんでしょう)
中国外相は
「欧州にはアウシュビッツ強制収容所の悲劇があり、中国には南京大虐殺があった」
とのたまう。
(日本の歴史が「修正」されてしまうと、
中国国民を虐殺したのが誰なのかバレてしまうと恐れているんでしょう)
彼らが、彼らの都合でモノを言うのは、まあ仕方ないと言えば仕方ないんで、
こちらとしては、その都度、事実を淡々と発信していく以外にないのですが、
解せないのは、
日本の国内にも修正主義を批判する人がけっこう居るってことなんですよね。
「修正」を受け付けないのは、それが「学」ではなく「観」でなく、
彼らには、所詮「道具」にすぎないから、なんでしょう。
色んなことが「訂正すべき点を訂正してこなかった結果」なんですね。
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