昨日は商工会議所の講演会で、谷中の「澤の屋旅館」の経営者のお話を聞きに行きました。
澤の屋旅館は、最寄駅からも遠く、家族経営の和風旅館でありながら海外からのお客様で人気の旅館です。
部屋数は12室、バス・トイレのある部屋は2室のみで全室畳のトイレやお風呂も共同の旅館です。
すごい設備はないけれど、その分安くて日本の雰囲気が味わえる旅館です。
言葉も喋れず、単語を並べるだけ、後は紙と鉛筆を持って行って絵を描いてもらって通じるそうです。
30年ほど前から修学旅行客や商用の客が旅館からホテルに移って行き、日本人のお客が来ないので
外国人客を受け入れ始めたそうです。
お風呂場の使い方やトイレの使い方など困ったこともずいぶんあったそうですが、
禁止事項はポスターに手書きで絵を描いて貼ったりして対応してきたそうです。
朝食しか出さないので、手製の街の地図を作ったり、パンフレットを置いたりして街を歩いてもらって
夕飯を食べたりしているのがかえって思い出づくりになっているようです。
特別なサービスはしないけれど、困ったときは親身に助けるという姿勢が逆にもてなしになっているようです。
大きくしようとした時もあったけれど、お客様から澤の屋は家族経営が良いのだから、と言われて
今では海外のガイドブックや口コミサイトにも載っていて、稼働率が95%の人気旅館になっています。
不動産屋も外国籍のお客様が増えています。
トラブルになるのを嫌って大家さんも不動産屋も避けがちですが、
とにかくまず受け入れる、そして対応を考える、という姿勢はとても参考になりました。
話も面白く、あっという間の1時間でした。
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こんにちわ。
私、テレビで見たことありますよ、澤の屋旅館。
でも外国人はいろいろ習慣が違うので
何となく尻込みしちゃいますよね。
今は日本中、外国人の観光客が一杯です、
とりあえず英会話ですね。
中山さんは英語が堪能なんですから、しり込みしないでも
大丈夫なんじゃないですか?
羨ましいです。
少子化で若い人が減っていくのですから、外国人も
なんとか受け入れる道を考えなければいけませんよね。