合歓の花が咲くと梅雨があける
梅雨があけると合歓の花が咲く
どっちか知らないけど、そういう経験則?があるそうな。
梅雨と夏から連想する花といえば
アヤメ、あじさい、ひまわり あさがおが定番なおいらではある。
「夏の日差しに」
宣言された梅雨明けを惜しんだのは
庭の紫陽花ばかりで
道端の向日葵は
好ましい高さで揺れ始めている
釣り人の麦わら帽子をからかう
黒部の川風は
笑う涼しいボクの恋人だ
村の子供らにつばさを与え
学習机の向こう側へ
光る雲をつかみに飛び立たす
けやきの陰に靴を脱いだ
カナカナゼミの輪唱は
彼女の自転車と連れ立ってくる
二階の窓の風鈴
なのだが-----
見知らぬ街で
唐突に
見慣れぬ法律原書を掲げる老人たちがいるから
時々 ボクの恋人は
愛本橋のたもとで笑いを落とし
夏の日差しの中に押さえこまれてしまう
最近、車などで色んなところを出歩く遊びにはまりまして
ちょっと生活パターンが変わってきてます。
その分、見えるもの感じることも
変わった。
といっても、それほどのことでことはなく、
見えていなかったものが見えるようになっただけなのだろう。
だから、やっぱり今の時期涼しくはないし、
過ごしやすくもないのは一緒です。
皆様、暑中お見舞い申し上げます。
くれぐれもご自愛ください。