うなづき友学館企画の「黒部川のジオサイト」現地研修会に参加してきました。
今日のメインは「オニックスマーブル」と呼ばれる、世界的にも珍しい大理石の「旧採石場」が見られるということ。
展望台にある説明版です。
林道沿い展望台に設置してある、大理石のいすとテーブルのところで、T.I.さんの解説。
雲状の縞模様と全体の色が大きな特徴で、海岸近くのサンゴ礁などで作られる普通の石灰岩(大理石)と異なり、温泉湧出でできる石灰分が沈殿堆積してできたものとのこと。
説明版にもあるように、国会議事堂や迎賓館の内装に使用されています。
見通しが良い日には遠く富山湾や能登半島が一望できる展望台ですが
今日は生憎の眺望でした。
林の中に入り、採石場を見てきました。
埋蔵量が多くないので今は採掘されていませんが、方々に小さいかけらが落ちていました。
再び林道に出て、露頭しているところで説明を聞きました。
天気も暑かったけど話も熱かったです。
*オニックスマーブルという呼び方は石材としての商品名らしい。
トラバーチンというのが学術的名称とか。