雲雀野と郭公の森と

北アルプスと黒部川に育まれた片田舎
の住人の気まぐれ日記
あの「森の近況」の代替として・・・・・

夏の入り口で

2012-05-18 09:55:33 | うた


ネタ切れでして・・・・・・
古いのでお茶を濁しておきます。




  「夏の入り口で

風が タンポポの綿毛を

避けて吹きすぎるゆうべ

苺一枝のプレゼントで変わる

暮らしではない昼さがり

だが

雨あがりのあした

野面を低くとぶ岩燕の

あざやかな翻りに似た

邂逅の足音を聞く




黒部浦島物語の話でも調べに行ってくるか。
そろそろ散髪もいかんといかんな。

Like a Rolling Stone

2012-05-14 13:24:07 | うた

先日、友人が あるSNSって MIXIの日記に、
「ボブ・ディランのOne More Cup of Coffeeという歌が聞きたくて
Youtubeを探したけど、カバー曲しかなかった」
みたいな書き込みをしていた。結局は見つかったんだけど・・・・・・・

 それに誘発されて、自分もYoutubeでディランの曲をあれこれ聴いた。
その中の一曲が表題Like a Rolling Stoneなわけで、


まるで転がる石のように と訳されていると思う。

「転がり続ける石には苔が生えない」という諺があるそうで、
今の今まで、それは肯定的な意味だと思っていた。

でも Rolling Stone には風来坊とか、職業を変えてばかりいる人という意味があり
(それがネガティブかポジティブかは見解により・・・・・・・・)

A rolling stone gathers no moss.という諺は
職業を変えてばかりいる人には金はできない という意味がある。

ということを、今日まで知らなかった恥を
さらしてみる五月の昼下がり。



さらしついでに遠い昔に書いた
まるで峰からころがる石のように
というのもさらしておきます。

郷愁をくすぐったペンダントが 机の
引き出しの隅に眠っている としても
稲穂色の耳飾りに心地善い 小鳥の言葉を
今日も聞いていますか

(中略)

さまようのはとどまれないからだ
だからとしても 求めるのは疲れるためなのか
沈みゆくためいけないのか
卓球もテニスも一人では楽しめないが
返らなくても叫ぶ こだまを願った俺の君の声は
自分の空洞に共鳴して豊かさの発見がある?

しかし山道を独り行く 沈黙者
が踏み落とした石が
ころがり落ちつづけるように
俺も変わり続ければ 所々に
待ちうける岩に木に激突して新しい 視界
を見つけた感動に出合うだろうか

(耳もとでさえずるうたにさそわれて
 夢色の風船は
 すりガラスの部屋から飛びたちますか)
滅裂のいらだちに
俺の季節は
ひまわりの高さを忘れてしまいそうだ




う~ん意味が分からん  って自分で言うな

シャクナゲ寺

2012-05-11 11:59:16 | おでかけ

5月7日、朝日町境にある護国寺さんへ石楠花の花を見に行ってきました。

後立山連峰と呼ばれる、白馬岳から朝日岳を経て連なる山塊が
日本海へと落ち込む、富山県と新潟県の県境。
海と山がせめぎ合う傾斜地に、このお寺はあります。




 時期的に少し遅いかな、と思って行ったけど、そうでもなかったようで







池泉回遊式に作られた庭園はまだまだ花がいっぱいだった。


























この護国寺では石楠花だけでなく、ツツジもたくさん植えてあり
来月になると、ツツジの花見も楽しめます。


滝二題

2012-05-07 10:03:48 | おでかけ

滝ついでに、近くの滝を二つ。


この滝は前の大滝(おだき)と違い、宇奈月温泉へ向かう県道沿いにあり
その気になれば簡単に見られます。

しかし、車だとあっという間に通過してしまいますし、
春も半ばごろからは、木の葉が茂ってきて、滝の存在をわかりにくくしてしまいます。


滝のある沢に架かる橋柱ですが、これもうっかり見過ごしてしまうかも。


この滝も三段構造になっております。高滝谷(たかたきだん)川の滝
別名御名号隠しの滝と呼ばれている、その薀蓄は省略。

次が五千僧(ゴセンゾウ)の滝。

トンネルを抜けるとそこは宇奈月温泉だった。
という「宇奈月トンネル」出口のすぐ横にあるのがこの滝です。

温泉街へ向かう時はトンネルを出てすぐだから見落としがちです。
温泉街を後にするときは、、トンネルの手前にあるわけで、気づいてもよさそうですが
早くおうちに帰りたいという気持ちが勝るのか、さほど気にも留められないようである。



ちょっと車を停めて、近くで見ると、今の時期は特に
大量の水の流れ落ちる様に迫力を感じます。
この滝の名前のいわれも省略します。

先に紹介した大滝にまつわる「黒部浦島物語」も省略したから
平等にしておかないとたたりが怖いし(笑)




内山、大滝谷の大滝

2012-05-05 17:41:20 | おでかけ

滝の存在は以前から聞いていたし、遠くからは目にしていたが
そこへたどり着くルートがわからず、今日まで行く機会もなかったが

行ってきました。

内山地区になるのか音沢地区になるのか?????
大滝と呼ばれる落差56mの滝です。


写真ではわからないけど、上から8m8m40mの三段になっているとのこと。


昨日の雨と雪解け水が相まって、かなりの水量だった。




滝つぼまでは行かなかったが、それでもかなりの迫力で、
結構、水しぶきが飛んでくる。

マイナスイオンをたっぷり浴びて、登ってきた道を帰る。

途中で、ちっちゃい野兎を驚かせたようで、
足元近くから、まさに脱兎のごとく坂をかけていった。







お目に留まるかな?