川崎 和菓子 吉田屋

毎朝お餅を搗き搗き営業中
手作り和菓子とおにぎりのお店

カフェオレ大福

2012年09月13日 | 和菓子
こんにちは!
川崎市幸区の和菓子屋、吉田屋の綾乃です。


まだまだ暑い日が続きますが、お店の中は
栗やサツマイモ、かぼちゃなどの商品がとり揃い、
秋めいております。

秋といえば食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋・・・
色んな秋があります。

コーヒー片手に読書にふけってみるのも素敵ですね。

題名にもありますが、そんな秋におススメのひとつに
「カフェオレ大福」があります。

柔らかーいお餅(羽二重餅)の中に、コーヒー風味の餡と
ほんのり洋酒の香りがするちょっぴり大人の生クリーム
が入った大福です。
(※アルコール分は飛ばしておりますので、アルコールが
苦手な方でも安心してお召し上がり頂けます)

作るのは意外と手間がかかっています(笑)
まず、コーヒー餡を丸めて並べていきます。


そこに、生クリームを絞ってのせていきます。


これをいったん冷凍して固め、羽二重餅で包んで仕上げます。


冷凍で販売しているので、凍ったまま食べてもよし。
少し時間を置いて、柔らかくなってから食べてもよし。
ご自分の好みの食べ方を探してみてくださいね。


「カフェオレ大福」と一緒に、ゆったり読書をしながら
自分だけのご褒美時間を過ごしてはいかがですか??
(もちろん運動も忘れずに!)

※17日(月・祝)は営業いたします。

御菓子司 吉田屋
川崎市幸区小向町2-1
TEL:044-511-3859
FAX:044-511-3226
営業時間:6時~18時
定休日:月曜日(第3火曜日)   
※祝日・祭日の場合は営業いたします

栗 とどきましたー!

2012年09月12日 | 和菓子
こんにちは!
川崎市幸区の和菓子屋、吉田屋3代目 陽介です。

本日、国産の新栗が入荷しました!



栗は秋を代表する味覚の1つですね。今年は、例年に比べて降水量が少なく
収穫が遅れていたようです。
栗は、暑い夏が続いた後、一定の雨に降られて気温が下がることで
「秋になった!」と感じ、木から実を落とすというメカニズムを
持っているそうです。
9月に入っても私達がまだまだ秋を感じられなかったように、
栗も「まだまだ~」と粘っていたのでしょうね。

この栗を使って、毎年恒例の「栗おこわ」を作ります。
今週14日(金)から販売予定です。
秋限定の商品ですので、この機会に是非お買い求めください♪

※17日(月・祝)は営業いたします。

御菓子司 吉田屋
川崎市幸区小向町2-1
TEL:044-511-3859
FAX:044-511-3226
営業時間:6時~18時
定休日:月曜日(第3火曜日)   
※祝日・祭日の場合は営業いたします

和菓子と故郷~沖縄編~

2012年09月11日 | 和菓子
こんにちは!
川崎市幸区の和菓子屋、吉田屋3代目の嫁 綾乃です。


9月の半ばになりましたが、まだまだ暑い日が続きますね。


暑いと言えば沖縄。
(ここ最近は違うかもしれませんが・・・)
沖縄は私の父の故郷であり、私の出身地でもあります。

沖縄には本土とは少し違った独特の文化があります。
皆さんもよくご存知だと思いますが、食べ物にも
こちらでは珍しいものがたくさんありますよね。

もちろんお菓子もそのひとつです。

琉球伝統のお菓子や普段食べられているもの、
沖縄に行って
「何だコレ???」
と思う経験をした方も少なくないのではないでしょうか。
(ちなみに私は「ちんすこう」が大好きです)



逆に、沖縄にはあまり和菓子が手に入るお店が無いようで、
沖縄の親戚に和菓子を送ると、とても喜ばれます。
喜んでもらえると、こちらも嬉しくなります。

もし沖縄にお知り合いの方がいらしたら、
和菓子を送ってみてはいかがでしょうか。


「沖縄で吉田屋を出したらどうかな~」
なんて三代目と冗談で話したり(笑)


日本全国の皆様に愛される和菓子屋を目指して
頑張らねば!!!




※17日(月・祝)は営業いたします。

御菓子司 吉田屋
川崎市幸区小向町2-1
TEL:044-511-3859
FAX:044-511-3226
営業時間:6時~18時
定休日:月曜日(第3火曜日)   
※祝日・祭日の場合は営業いたします

申し訳ない…

2012年09月10日 | 育児
こんにちは。
川崎市幸区の和菓子屋、吉田屋の梨紗です。

4歳の息子が、金曜日の夜から高熱でダウンしています。解熱剤飲ませない限り、39度の熱。
土日は水分だけで過ごし、ほぼ寝たきりでした。
親は、そばにいる事しかできず、、。辛いです。

インフルエンザでもなく、はっきりとした理由が分からない高熱に不安が募るばかり。

明日辺りには、熱も落ち着くのでは?という先生の言葉を信じ、息子と頑張ります!

9月は和菓子屋にとって、とても忙しい時期なので、本当に申し訳ない。。
息子が回復したら、休んだ分、しっかり働きます(^-^)!

※17日は営業致します。

御菓子司 吉田屋
川崎市幸区小向町2-1
044-511-3859
月曜日定休
営業時間
6:00~18:00

赤飯のこと

2012年09月09日 | 和菓子
こんにちは!
川崎市幸区の和菓子屋、吉田屋3代目 陽介です。

9月17日(月)は敬老の日ですね。
敬老の日に合わせ、紅白饅頭やお赤飯のご注文を
いただいております。
日本のお祝い事に定番の2品ですが、今回は改めて赤飯についてご紹介します。

まず、赤飯に使われる豆「ささげ」について。


これを一度茹でて、さらにもち米と合わせて蒸かして使います。
水を含むと、約2倍の大きさに膨らみます。
地域によっては、小豆を使うところもありますが、ささげは
小豆に比べて膨らんだ際に、皮が破れにくく(=腹が切れにくいという意味から)
江戸の武士の間で、好んで使われたのが始まりだそうです。

小豆とささげは似ています。



左がささげで、右が小豆。
ささげの方が少し大きいですね。
また、小豆がぽんとした俵型なのに対して、ささげは真ん中(へそ)の
部分が少しくぼんでいるのが特徴。(品種によって違うかもしれません)



次に、赤飯の赤を作り出す「赤水」について。
赤飯はその名の通り、もち米を赤く色づけします。
その際に使うのが、「赤水」と呼ばれるものなのですが
これは、ささげを煮た水のこと。
ささげを煮ると、皮に含まれる色素が溶け出し、水が色付きます。
しかし、最初の色はどす黒い、緑の黒の中間のような色なんです。
これを、火から下ろし、ひしゃくですくって戻し、すくって戻しを
繰り返して、水を空気に触れさせます。
これをずーっと繰り返していくと、だんだんと赤色に変化していくのです。

色素の成分が空気に触れることによって酸化し、赤が出てくるという
仕組みだそうですが、これを最初に発見した人ってすごいですよねー。
今のように、色々な色素が簡単に手に入る時代ではなく、菓子にしても
なんにしても、色を付けることに、様々な工夫を凝らしていたのでしょうね。

以上のようにして、毎日お赤飯を作っています。
お祝い事にはもちろん、ふだんのご飯としてもどうぞ!
※電子レンジであたためて、上にバターを乗せて食べても美味!


※17日(月・祝)は営業いたします。

御菓子司 吉田屋
川崎市幸区小向町2-1
TEL:044-511-3859
FAX:044-511-3226
営業時間:6時~18時
定休日:月曜日(第3火曜日)   
※祝日・祭日の場合は営業いたします