前回ブログをアップをしてから、急激に世の中の様子が新型コロナウィルスの猛威で変わってしまい、大変戸惑っています。
海遊館も京都水族館や須磨海浜水族館も3月15日まで休みになってしまいましたし…
こんな折、私の個展は果たしてどうなるのか。大丈夫なのかと心配していたのですが、画廊によると個展は通常とおり開催するということでした。一安心です。
学校が休みになったり、様々な影響で大変な時期だとは思います。
体調に不安のある方も多いとは思います。
なので決してぜひ来て下さいとは言えません。
それでもこんな時だからこそ、私の個展に来ていただくことで一時でも気分転換になればと思います。
ふっと笑ってもらえたら…
楽しんでもらえたら…
切に願います。
いずれにせよ、この二週間でコロナウィルスが終息しますように。
皆様も心配の種は尽きないとは思いますが、まずはご自愛いただき日々をお過ごしください。私も手洗い、睡眠、栄養と念じながらこの二週間を乗り切るつもりです。寝不足と栄養不良が免疫力を落とすらしいので。
さて、ここでペンギンの素敵な写真展を紹介させて下さい。
ペンギン界で話題のフォトグラファー 岡田裕介さんの写真展「Colors ~ペンギン島の物語~」です。
明日3/3から京都写真美術館で開催されます。
詳しくこちら
→
https://kyoto-muse.jp/exhibition/101855
彼の写真展は昨年夏に大阪で開催され、そこで初めて見ました。
写真には詳しくないのでうまく説明できないのですが、今まで見たペンギンの写真とは違うものを強く感じました。なんというか…写真ではなくまるで絵画作品だと思ったのです。
彼の写真を見ていると、私の脳裏にはいろんな名画が浮かんで来るのです。それはモネだったり、コローだったりしました。作品ごとにイメージは違いました。
その中でもとある作品が、私にとってはドイツロマン派の風景画家フリードリヒを強烈に想い起こして仕方がなかったのです。その印象はその後もずっと続き、それで今回の個展に向けてその元絵を新作に選んだのでした。
フリードリヒ「山上の十字架」× ペンギン(上の画像はもちろん作品の一部です)
しかしこれを描いている最中に様々なことが私にふりかかり、いつの間にこの絵は「こんな状況でも私は個展を頑張る!」という決意表明のようになってしまいました。
なので、岡田さんの写真に触発されたフリードリヒのイメージとはかなり違います…とほほ
ともかくも大阪での岡田さんのペンギンの写真展は素敵でとても心が癒されました。写真集も会場で売っていたので即買いました。また2021年の春にはなんと長崎ペンギン水族館での展示が決まったそうです。楽しみですね。
ご都合のつく方はぜひ岡田裕介さんの写真展に行ってみてください。
もともとは二人で、京都写真美術館と乙画廊は同じ京阪沿線だし、同じ時期にしてお互いの会場にDMを置いて、両方行ってもらうよう宣伝しようという話をしていました。
なのに…コロナめ…
あっDMは置き合います
今後の予定
♦松 島 佳 世 展 ー名画の中のペンギンー♦
日時 2020年3月6日(金)~14日(土)期間中無休
11:00~18:00 (日曜最終日は17時まで)
場所
乙画廊 oto-gallery
大阪市西天満2-8-1 大江ビルヂング101
缶バッチとアクリルキーホルダーの新作も販売します。