2月6日(土)に、兵庫県立丹波年輪の里の「木の館」にて、木と風と音というテーマのもとに、研修会を開催しました。
第一部は、私が木工に関わるきっかけとなった、パイプオルガンの工房で働いていた時の体験談や、パイプオルガンの歴史や仕組みなどを、写真パネルを使っての講演。
第二部は、木と風と音に沿った手作りの楽器達を使ったコンサートでした。
当初は25名限定で予約スタートだったのですが、問い合わせも多く、開場のスペースに余裕があるので、さらに席を増やし、当日飛び入りOKにしようという館長の判断の結果として、開場の席ほぼ一杯の45名の来場者がありました。
お越し下さり誠にありがとうございました。
コンサートの様子です。
アイリッシュハープのソロ。
会場はこのとおりの盛況。
中央にあるのは、今となっては非常に珍しい物になった8ミリフィルムの映写機です。
15分ほどのオルガン製作の記録サイレントフィルムを上映しました。
ポルタティフオルガンとハープのデュオ
ポルタティフのソロ。14世紀頃の曲を熱演してくださいました。
この楽器は宗教画を参考に、私が製作した物です。
因みに、譜面台とポルタティフを弾いてる方が座っている椅子も、私が製作しました。
友情出演で、なんと!!フラウトトラヴェルソとルネサンスフルートが登場です!
フラウトトラヴェルソはツゲの木製、ルネサンスフルートはメープルで、共にイタリアで作られた物だそうです。
フラウトトラヴェルソとポルタティフのデュオ。
演奏においては、マイクやアンプは一切使わず、まさに楽器の生の響きが会場を満たしました。
充実した内容でした。
演奏して下さった方々も、誠にありがとうございました。
感謝いたします。