学生の時から気になっていた謎の箱型物体「モノコード」を作ってみました。
理科の教科書に出ていたのですが、授業で一切扱われなかったので、
「何なんだこれは?」
と思ったまま二十数年・・・
いい加減謎のままにしておくのがイヤになって、せっかく木工してるんだから作ってみるかと。
モノコードで検索すると、理科の実験道具としてと、原始的な弦楽器(琴の類で)としての二つに分かれて出てきますね。
私としては、見ためは理科の実験道具としてのそれが気になっていたのですが、楽器としてのそれも今では面白いと思っています。
参考画像
算数嫌いの私としては、物理的な振動幅のどうのこうのとか、ピタゴラスの音律数比がどうのとか
どうでも良い!!
この見た目の箱感が気になっているだけで。
図にあるオモリは、弦を引っ張る強さを変えるための物のようです。これでピッチを変化させてもう一本の弦との音のちがいや弦の振れ幅の差をを見ようという物らしい。
というわけで、作ってみました1号機。
材料は箱はスプルース。裏板はチェリー。響板は3mm厚のヒノキ。
始めはわけが分からず、単に木工的に木箱を作って、ギター用の弦を張っただけです。
琴柱を使えば、不器用ながらも簡単な音階を割り振る事は可能です。
んで、2号機。
図に乗っ取ってサウンドホールを開けてみました。
今回は響板をスプルースに。
作ってみた感想。
実験道具なのか、楽器なのか良く分からない(^_^;)
できたら楽器の方にシフトして作りたいと思いました。