風箱の徒然ブログ

旅の思い出話から、木工、日常の徒然を気ままに

鉋台打ち直し

2015-01-29 22:24:00 | 木工道具
鉋の台を打ち直ししてもらいました。
やっぱきれいなのは気持ちイイ。
これからどんどん使っていきます。

自分で買った鉋は中央だけで、他はいただき物です。

左の物は玉鋼の印が押してあり、削り味も悪くなかった。
しかしベタ裏になっていたので、鉋屋さんに裏スキしてもらいました。

中央は木工の訓練校で支給された物。
台が狂いやすかったので、いい加減シビレをきらして打ち直ししてもらいました。

右は前に勤めていた所のガラクタ箱に入っていた物で、刃は錆々、台も黒くなっていた(水に浸かった形跡あり)ので、放っておいても朽ちるだけなので、いただいちゃいました。

コーサ(ククサ)を作ってみたい 1

2015-01-17 23:31:00 | 木工
友達から、ヒノキのコブ材をいただきました。


コブの形から、すぐにある形が思い浮かびました。
フィンランドの伝統的な木彫りのコップ、コーサ(ククサ)です。

しかしあの丸っこい形、中をくり抜くにはどうしたら良いのだろうか?
と、いう事で、とりあえず、ノコギリで大雑把に荒木取りして・・・


ボール盤で予備穴をあけて・・・


こんなものを購入しました。
スウェーデン製のベントナイフという物。
クエスチョンマークみたいなところのエッジが刃です。両刃になっています。
切れ味は・・・よく分からん(^_^;)


内側の丸っこいところは何とか彫れました。


真鍮頭の金槌 2

2015-01-16 12:33:00 | 木工道具
木と違い、金属は硬い。
削ったり、穴をあけたりするのもひと苦労です。

柄をすげる穴を角穴に仕上げるため、地道にヤスリで削ります。
金属粉は丁寧に掃除します。
でないと、木工作業している時に木材に金属粉が食い込むと、鉋の刃を痛めたりします。

できたら、金工と木工は違う場所でやりたいですね。




角穴の整形が済み、外側もヤスリで整え、頭が完成。
金色に輝いてきれいです。


白樫の棒材から柄を作ります。
鉋で自分の手に合う形に削っていきます。
画面には平鉋が写っていますが、持ち手の所は南京鉋を使っています。