風箱の徒然ブログ

旅の思い出話から、木工、日常の徒然を気ままに

内子座

2007-12-30 17:21:32 | 1996~97原付日本一周
紫電改と離れる前に一緒にパチリ。


四国旅も終わりに近づいた。

北海道で知り合った人から聞いた情報で、内子座に寄った。
四国カルストとか剣山にも行きたかったが、この時は断念した。


古い町並みは郷愁をそそるが、この時は街全体が改修工事中で、落ち着いて見る事が出来なかった。


これなら、四国カルストに行けばよかったかな?とも思った。

この後、松山に入り、松山ユースホステルに泊まる事にした。
久しぶりに屋根の下でベッドに入って眠れる。

他のホステラーさんと旅話でもしたかったが、あまりそういう雰囲気でもなかったので、ちょっとつまらなかった。

紫電改を見る

2007-12-27 22:36:29 | 1996~97原付日本一周
御荘町の馬瀬山と言う所に着く。
ここには数十年前に、近くの浅瀬から偶然発見され、引き上げられた紫電改が展示してある。
紫電改は、戦争末期に、海軍の期待を背負って開発された局地戦闘機だ。
20mm機銃4門を積み、2000馬力級の強力なエンジンと、自動空戦フラップという新機軸を搭載した戦闘機だった。
末期に登場したので、生産機数は少なく、稼動期間も短いが、ベテランの乗った戦いではかなりの活躍を見せた機体だった。

35年間海中にあったため、かなり腐蝕が進んでいてボロボロだった。
簡単な補修でかろうじて形を保っていると言った印象。


しかし、実物には違いない。圧倒的な存在感があるのだ。
機首周りには、たくさんの供え物や戦友会などの銘、幟が立っていた。
それだけ、この機の思い入れが大きいという現れだろう。


アクリルの風防は雲ってはいるが、しっかりしていた。
前面の防弾ガラスは黄色く変色していた。


エンジンは一応カウリング内に収まっているが、下にはつっかえ棒をして、もげるのを防いでいるのが痛ましい。


プロペラは曲がったままだ。
墜落当時の衝撃が相当な物だったのだろう。

さて、建物はがらんとしていて、壁側には写真パネルや機体内から取り出された部品が展示されていた。
水メタノールタンクとか、赤茶色のゴムで覆われた防弾燃料タンクなどが興味深い。


翼内に残っていた20mm機銃弾もあった。けっこうな大きさだ。


自動空戦フラップの装置もバラバラだが展示されていた。真空管が使われていたから、当時の最新の技術だったのだろう。

約1時間にわたり、食いいるように見て、満足する事ができた。


入り口にあった売店で、記念メダルなどを買った。
それは、今も部屋に飾ってある。

また見に来たい。
それまでさらば、紫電改よ・・・

足摺岬

2007-12-24 21:00:02 | 1996~97原付日本一周
四万十川の道沿いを走り、下る。
国道441号を走っていると川幅が広くなり、だんだん観光地っぽい雰囲気になってきた。

足摺岬に向け321号線に入る。
四万十川ともお別れだ。
道路標識通りに走って、足摺スカイラインを登る。
まだかなと思い始めた頃に、足摺岬にポッと着いた。


ここからは海は見えない。
岬に降りる遊歩道があるが、気分が乗らず土産物屋をウロウロしただけ。

大阪から来たと言う、女の子チャリダーと軽く会話した。
ワンダーフォーゲル部に入っているそうで、あちこち行っているらしい。

キーホルダーを買って、爪白キャンプ場に向かう。
芝生のキャンプ場だ。

テントを張り終わって、落ち着いていると、何やら向こうからミャーミャー猫の鳴き声がした。
親子連れの飼い猫ちゃんが、木登りして降りられなくなってしまったらしい。
こちらは暇だったので、猫の救出に手を貸す事になった。
自分が木に登り、猫ちゃんの首根っこをつかみ、何とか救出成功。
猫の名前はたまちゃんというらしい。可愛い猫だった。

救出してくれたお礼にと、缶ジュースと弁当を買ってきてくれた。
実に嬉しかった。
ここでの会話で、御荘(みしょう)と言う所に、海軍の戦闘機、紫電改が展示してあると言う情報を得る事が出来たのだった。

四万十川

2007-12-23 22:40:41 | 1996~97原付日本一周
四国と言えば、「最後の清流」と言われる四万十川だろうか。
川の至る所に、「沈下橋」があり、走りながら興味深く見た。
その中の一つに渡ってみた。


橋にはガードレールがない。
注意して渡らないと川にドボンである。


広い河原がキャンプ場になっている所でテントを張った。


ふと足元の石を見ると、落書きした石が転がっている。
こいつは面白い。
自分もペンで絵を描いて遊んだ。

夕食。
いつもながらの質素な一人飯。


エンジンが逝く

2007-12-22 22:15:08 | 日々雑記
あちこち部品交換が頻発して金食い虫状態の我がジムニーに、追い討ちをかけるように異音発生!

エンジンから「カリ!カリ!」
と言ったかんじの音がするのです。
この音が発生した時にアクセルを離すと、エンジンの回転が不安定になってしまいエンストしそうになります。

シリンダー内部でなにか良からぬ事が起こっているに違いない。
大事に至らぬうちに、車屋に行って修理する事に。

後日電話が。

結果、エンジン載せ換えという大手術を受ける事になりました。
それには、代わりのエンジンが必要です。

部品単品の交換より、エンジンごと換えるほうが安いらしい。

調べてみると、ジムニーのエンジン換装は珍しい事ではないらしい。
要するに消耗品なわけです。

2001年に譲ってもらって6年。
随分いろんな所に行きました。
17万km走ったので、寿命だったのかもしれません。

こんな事初めてなので、エンジン換装後の状態がどんなになるのか、不安と楽しみが入り混じった思いです。