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KTM サスセッティング

2014年11月15日 | 整備
KTM990アドベンチャーのサスセッティングの見直し。

現状・・・足つきが悪い! 

見直し・・外人向けのセッティングであり、体重の軽い日本人には柔らかめのセッティングにすれば、車高も若干下がるのではないか?

私・・・・体重63キロ・身長173cm

ネットでサスセッティングを解説しているサイトがあり、前に乗ってたドカでも参考にさせて頂きました。

たまたまKTM990アドベンチャーのセッティングデータもありましたので参考に・・

まずセッティングシートを作ってみる(汚い字で読めない!)

一列目が、純正設定のスタンダード

二列目が、今回変更する柔らか設定


これを見ながらセッティングの開始。

まず、シートの左から開始。

フロント設定

・フロントプリロード設定


この写真にある黒いダイヤルの下にある六角ボルトで調整。

スパナで、反時計回りに回し切る→その後、3.5回転時計回りに設定(STD=5回転)

・フロントリバウンドダンパー(伸側減衰)設定


写真の黒いダイヤルで設定。

調整スクリューを、時計回りに回し切る→その後、最大から反時計回り22C(クリック)戻す(STD=18C)

・フロントコンプレッションダンパー(圧側減衰)設定


フロントフォークの真下にあります。


保護キャップを外し、マイナスドライバで時計回りに回し切る→その後、12C(クリック)戻す(STD15C)


リヤ設定

・リヤスプリングプリロード設定


ダイヤルを反時計回り(-側)に回し切る(最弱) (STD+側に4回転)

・リヤリバウンドダンパー(伸側減衰)設定


マイナスドライバで時計回りに回し切る(クリック)→その後、反時計回りに19C(クリック)戻す(STD15C)

・リヤコンプレッションダンパー(低速設定)


マイナスドライバで時計回りに回し切る(クリック)→その後、反時計回りに17C(クリック)戻す(STD20C)

・リヤコンプレッションダンパー(高速設定)


外側の六角ボルトをボックスレンチで時計回りに回し切る→その後、反時計回りに2回転戻す(STD1.5回転)

これで7カ所の設定完了。
KTMには、WPのサスが前後付いているが、これは本当に素晴らしいことだ。

そしてKTMの取り扱い説明書にも感服・・
すべてのボルトのトルク・パーツの交換手順・各種設定等、これだけ詳細に書かれているメーカーは間違いなくないだろう。

設定終了後、伊丹までツーリングをかね走ってきましたが厚底のブーツに変えたことも影響しているが、今回の設定で全体的に若干低い姿勢になったに違いない(前後のサスが柔らかくなり、私の体重での沈み込みが増加)

ついでに、ショップに寄り、納車の次の日に立ちごけして割ってしまったハンドルガードの購入とパーツリストの購入。
そして、ツーリングハイスクリーンと転倒時の損傷防止のグリップを注文。(純正スクリーン!意外と効果が少ない)
おまけに、シートの張替とアンコ抜きの予約を入れてきました(完成すれば、もっと足つきが改善される・・・予定?)

自宅に着いた時は、真っ暗・・おまけに今日はメッチャしばれたねー!(寒いってこと)


※立ちごけた日は、気分はブルーだったが、今日は最高の気分で乗れ、少しだがこのアドベンチャーが自分の方に近づいた気分。
 次回はエンジンガードでも付けよう・・・・

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