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ジャーナリストは命を救えるか

2006-08-08 22:42:28 | Peace


高知市が「高知市平和の日」記念行事として、8月6日からさまざまな行事が計画されている。

私もさっそく初日の行事、「DAYS JAPAN フォトジャーナリズム写真展」と、「DAYS JAPAN」編集長の広河隆一さんの講演会に自由民権記念館へ出かけた。

写真展は私も2年目の定期購読となる「DAYS JAPAN」に掲載された写真であるが、本では味わえないとても刺激的な写真。

http://www.daysjapan.net/

講演された広河編集長は、けっして話し上手とはいえなかった。
しかし、話の端々で自らの体験を通じての大切なメッセージが込められていた。
テーマは「ジャーナリストは命を救えるか」

パレスチナで「なんで1ヶ月早く来れなかったか、息子が殺されずに済んだのに」と、「外国人ジャーナリストの前では軍も警察も無茶なことはしない」のにと。
「ジャーナリストは出来事を伝えるだけでなく、命を救うこともできる」ことを数々の体験と合わせて話がされた。

そして、「ジャーナリストが排除されだす時、危険な動き、悲惨な事態が進行している」こと、また「悲惨な事態が起こっていても、そのことが感じられないジャーナリストが増えていること。特に日本のメディアのなかで・・・・」と。

そういえば、サッカー日本代表新監督のイヴァン・オシムさんの語録にこんな話がある。
「新聞記者は戦争を始めることができる。意図をもてば世の中を危険な方向に導けるのだから。」
この語録は、母国での「ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争」での体験からか・・。