
イギリスの医学誌ランセット(電子版)が発表した記事が新聞に掲載された。
「2003年3月のイラク戦争開戦後から今年6月までの3年余りで、戦争やその後の治安悪化、テロなどによるイラク人の死者数が約65万5000人に上ったと推計する米大学の研究結果を発表した。」という記事。
恐ろしい数字となっている。
調査したのは米ジョンズホプキンズ大学などだそうだが、「イラク47カ所で約1800世帯、1万2000人以上を対象に、これまでの家族の死者や死因を調査」したとのこと。
「開戦後の死亡率は開戦前の2倍以上に跳ね上がり、人口1000人当たり年13.3人だった」そうです。
そして「サンプル調査の結果を全土に当てはめ、同国人口の2・5%に当たる65万人以上が戦争とその後の状況変化の犠牲になった」と。
内容は、「暴力による死者は約60万人とみられ、うち半数以上の56%が銃撃による死者。米英など外国軍が原因となった死者は31%で、残りが自動車爆弾や他の爆発物などによるものと分析している」と書いている。
http://www.thelancet.com/
こうした記事のあった10月12日付高知新聞・夕刊に、-出放題- というのがる。
その投稿記事は、
イラク人死者 65万5000人
大量破壊兵器発見!
-イラクー
米国 殿
との記事。
アメリカこそ大量破壊兵器を持つテロの国では・・・。
写真は、
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060917-00000693-reu-int.view-000
から拝借しました。