明るい乳がん生活&子宮体癌生活(の、予定)

~~2006年11月告知、12月手術、明るい生活を送っていこうと決めました!愛猫たちと頑張る!~~

NK細胞の検査。

2012-08-05 20:22:38 | 退院六年目の雑感
実は、もう一人義兄がいるのですが、私が乳がんになる一年前に食道がんを患いました。
その後、もう完治したと先生が言ったとかで、お薬は捨てるわ、タバコもお酒も再開させるわで、私は心配してました。
何度も、お医者さんがそんなこというわけない、身体は完治なんてしてませんよ、と言っても聞きません。
お医者様を替えてみたら、とも提案したのですが、それも無駄。

仕方がないので放っておいたら、再発。
それを放射線で治療して、つい最近、またすぐ近くに再発。
「もう手の施しようがありません」と言われて、またタバコを増やしました。
先生が吸ってもいいと言っている、といって。

それがごくごく最近、新薬を試してみないかと言う提案が主治医からありました。
藁にもすがる思いで、受けることにした義兄。
それが高純度のNK細胞を培養して治験する、というもの。
同意書を記入して、帰ってきてよくよく読み返したら、血を提供するということしか書かれていない。
これは一体どういうことなのか、と相方と私に話を振ってきたのです。
読めば読むほど、治験のための血の提供としか書かれていない。

全くどういうことかわからないので、治験をしてくれる予定のクリニックに電話を入れました。
電話に出てきた先生は、とてもわかりやすい言葉で、私に丁寧に説明してくれました。

高純度のNK細胞が作れるかどうかをまず二回の採血をさせてもらって培養してみる。
それが出来るようなら、エントリーが可能になるので、そこからさらに別の同意書を書いてもらってNK細胞の治験をします、とのこと。
「これは、昨日、ご説明させていただいたのですが、私の言葉が足りなかったのかもしれません」
先生の丁寧な言葉に、恐縮。謝り倒して、「採血は必ず行かせます!」と電話を切りました。

何度も言ってるのに、一人で聞きに行って訳が分からないままサインして、話を全然理解せず帰ってきたようです。
思わず叱り倒しました。
今度説明がある時は、わかる人(子供が二人もいます)を連れて、ちゃんとメモを取って理解してからサインしなさい!
自分の命なのに、他人事のように考えてはダメです!わからなかったら、わかるまで何度も聞きなさい!

持ってるタバコも思わずつかんで「これ!これがどんなにダメかわかりますか!何のために免疫治療するのか、わかりますか!」と叫んじゃいました。
子供がいなくて、聞きに行ける人が私しかいなかったら一緒に行くんだけど・・・。
取りあえずは、最初の予備治験にパスしてエントリーできることを願うばかりです。