まんまる笑顔の真ん中で

~いろんなことがあっても いつも
笑顔で 前を向いて 生きて行きたい~

あなたが生まれた日~タイム人力車へようこそ~

2009-01-20 18:06:56 | 子育て
今日もひんやり寒い日でしたね
昨日、ブログ友達がもうすぐお誕生日というのを読んで・・息子と同じだぁと・・生まれたあの日を思い出しました

久し振りに乗ってみますか?タイム人力車・・
どうぞぉお乗りくださいな~


16年前の1月25日
今よりずっとずっとひんやりした日。雪が今にも降りそうな日でした。
28日が予定日だったから、今日の夜
主人と二人の最後の晩餐を楽しみにしていたのです。

主人は「大丈夫?生まれない?」・・と言ってたけど
私はまだまだ大丈夫としっかり予約していたレストラン(ステーキフルコース)
に行きました

・・ところが、デザートがさぁ来るぞって時に、始まったのです。
陣痛が・・・。
まだ30分間隔くらいだから、まだまだだと思ったけど、
いたたたっ!なんて、私も言ったもんだから、主人は驚いてましたね。
・・「帰る?帰るよね?」
・・・「大丈夫。食べる」 
 そのあと、ごまかしごまかし、ちゃんと全部食べてから帰りました

それから、本格的に陣痛が始まったわけですが、
私、母親学級で呼吸法(ヒィヒィフーってやつですね)が上手って
保健婦さんに
褒めらていたもので、結構一人、頑張ってしまったのです。
10分間隔になるまで、家にいました。

石でたたきつけられるような痛みに耐え、
夜中12時も過ぎてかなり、陣痛の間隔が短くなったので、
主人を起こし(寝てなかったかもね)病院へ。
やっぱり、外は・・雪がちらちら・・降り始めていました。

病院には先に陣痛の人がいて、
陣痛台には先約がいました。
看護婦さんが、「初産だからまだ頑張ってね~もたせてよぉ。
はい、呼吸法。ヒィヒィフー うまいうまい。」

なんだか、その言葉に乗せられてやっていたけど、痛かったですよぉ
その時です。
看護婦さんが、付き添っていた主人に急に言いました。

「立会します?」

もちろん、主人はそんな気は毛頭ありません
でも、ここでも無口な主人。うまく断れません。

「いっいや・・俺は・・いいっす。ここで・・待って・・」
「はぁ?何いってんのぉ。
奥さん、頑張ってるんだから、御主人も手伝わなきゃ~

主人、また断れません。

「いっいや、いいっす ほんと・・いいっす

私はそんなこともうどうでもいいよと痛くて、痛くて。
そして・・いよいよ、陣痛室へ。

ガシャーン。ドアのしまる音

主人どうしたかなぁ・・逃げられたかなぁ・・と思っていたら

なんと、白い衣装(お医者さんが着るみたいなガウンと白い帽子)をまとった
主人がそこにいたわけで・・

・・・つかまったな。・・・と

はい?そのあとですか?
主人は看護婦さんの指示のもと、言いなりでしたね

私の汗を拭いたり、いろいろしてくれました

・・で、生まれた後、なんと主人が看護婦さんの介添えのもと、
息子のへその緒を切ってくれたのです。

・・っていうか、主人は逃げられなかっただけなんでしょうけど

でも、そのときの主人は
不思議に達成感みたいな満足げな顔をしてました。
今でもその顔は覚えています。。

あっ!
もう人力車出発ですよぉ。帰りますよぉ。
御乗車ありがとうございました。



日曜日。。。息子も16歳になります

あんな風にドタバタの出産だったけど、
あなたを生んだ私は今まで沢山楽しませてもらったし、
これからも成長も 楽しみだよ。


生まれてくれて、ありがとう

25日はお祝いしようね