まんまる笑顔の真ん中で

~いろんなことがあっても いつも
笑顔で 前を向いて 生きて行きたい~

自分の居る場所。

2009-01-29 17:43:29 | 子育て
今日はお仕事お休みで・・1日お友達とお茶のはしご・・
まだ話すかぁ~ってくらいお友達と会いおしゃべりしてきました。

いつもお友達と話すと、色々触発されたり、考えさせられることが多いです
たとえば・・
みんな 逢えば笑っているし、はたから見れば
幸せなんだろうな。と思ってしまうけど・・
みんな
山あり谷ありで・・
踏ん張って人生生きてるんだよね。

人生の裏側は いろいろあるんです

そんなことを今日ブログに書こうかと思いながら 家に着くと・・・
もう息子が帰っていました。
(夕方までお茶してる不良ママ・・?笑)

息子と夕飯を食べながらまた 「学校どう?」 なんて話をしたら
息子がぼそっといいました。

「○○(お友達の女の子の名前)がさぁ、今日ずっと廊下にいてさぁ。
誰も声かけてあげなくてさぁ。

教室、入んな。って言ってあげたんだ・・

「えっ~? ○○、どうしたの?なんかいじめられてんの?

また、心配な私は 矢継ぎ早に質問します。

「う~ん。別にもう高校だからさぁ、いじめ・・とかわかりやすい感じじゃないんだよね~

あいつさぁ。いいやつなんだけどね・・自分の居場所が見つからなかったんじゃない?

その息子の言葉を聞いて・・

・・私は昔の私を思い出してしまった。
中学の頃、1年、留年したことをこの前書いたけれど、
そういえば、あの時、自分の居場所が見つからず・・
友達もどんどん離れて不登校になってしまったあのころの私

今、不思議に・・
あのころの記憶をたどろうとしても
記憶が真っ白で・・あんなに辛かった日々なのに
思い出す事が出来ないのです。
私に辛くあたった友人の顔さえも・・。

自分の居場所

あの時は・・・本当に見つからなかった。
机に一人。誰も声をかけてくれなかった。
私にも理由はあるし、その時の友人にも理由はあるのでしょう

でもそれが、私の人生の転機になりました。
(その1年は前のブログに書いたから見てもらえばわかります 昨年11月7日のUP)
  
1年後、また学校に戻って 1つ年下の友達と新しい人生を歩き始めて
私は中学がこんなに素敵なところだと初めて気がつきました

確かに・・自分の居場所がそこにはありました

それからの私は
しっかりと自分の足で立ち、
沢山の友人も出来たし、友達の中でいつも笑っている私になりました

今日、息子がその同級生の女子に気がつき、

心配して声をかけてくれたことに、
あの頃の私がお礼を言った。。

「kou, お前、いいやつじゃん。 ありがとうね。」


あとで聞くと・・・

その同級生の女子は最近まで学校をお休みしていたらしく、
なかなか教室に入れなかった所を今日久々にきて・・

息子の声がきっかけで 入れたそうだ。

それがきっかけになって・・

すこしづつ、男の子が声をかけはじめ、
最後は 離れていた(きっと何かあったのだと思う。)女子も声をかけはじめ、
その息子の友達の女の子は、
嬉しそうに笑っていたそうです

息子がまたいいました。

「○○さぁ、いいやつなんだけど、ちょっとナイーブなのかもね。
気にしなくてもいいことを気にしちゃうからね。

俺みたいにさぁ、、忘れすぎもどうかと思うけどね。あはは・・

・・・・ほんとだよ(笑)

でも・・・

私もあの中学で辛くて一人だった時、

誰かが声をかけてくれたら
もしかしたら 留年せずに学校に行ける勇気をもらっていたのかと。

自分の居場所を見つけてたのかもね。

息子が さりげなく 差し出した手は
まぶしくて 友達第一に育ててよかったなぁと
しみじみ

嬉しく思った日でありました。。