気になる本がある。
『民主主義の死に方』という本。
サブタイトルに「二極化する政治が招く独裁への道」とある。
今、アメリカで話題の一冊だ。
著者のレビツキー氏はハーバード大学の教授。
タイトルから分かるように、トランプ現象の危機を分析している。
民主主義がどうやって「死ぬのか」を深く追求した内容だ。
過去の民主主義が死んだ事例を振り返り、その危うさを分析する。
当たり前と思っている民主主義だが、実は微妙なバランスで成り立つ。
興味深いのは、独裁者を排除する責任は有権者ではないという。
民主主義の門番である政党と指導者にあるとレビッキー氏は指摘する。
政党の弱体化が民主主義を殺し独裁者を生むということだ。
安倍一強と揶揄される今の日本の政治状況。
野党は弱体化し与党の自民党内も偏ってバランスを失ったままだ。
民主主義の門番である政党の機能不全を、この本は警鐘している。
「民主主義の死に方」は、海の向こうの他人事ではない。
『民主主義の死に方』という本。
サブタイトルに「二極化する政治が招く独裁への道」とある。
今、アメリカで話題の一冊だ。
著者のレビツキー氏はハーバード大学の教授。
タイトルから分かるように、トランプ現象の危機を分析している。
民主主義がどうやって「死ぬのか」を深く追求した内容だ。
過去の民主主義が死んだ事例を振り返り、その危うさを分析する。
当たり前と思っている民主主義だが、実は微妙なバランスで成り立つ。
興味深いのは、独裁者を排除する責任は有権者ではないという。
民主主義の門番である政党と指導者にあるとレビッキー氏は指摘する。
政党の弱体化が民主主義を殺し独裁者を生むということだ。
安倍一強と揶揄される今の日本の政治状況。
野党は弱体化し与党の自民党内も偏ってバランスを失ったままだ。
民主主義の門番である政党の機能不全を、この本は警鐘している。
「民主主義の死に方」は、海の向こうの他人事ではない。