風の声

想いつくまま

プレゼンに成功したチビ

2022年10月30日 | 日記

チビからプレゼンを受けることになった。

LINEに「建築士になるためのリスト」なるものが届いた。チビは将来の仕事として建築士を描いているようで、それを実現するためのプロセスが図式化してある。

それを見せられながら、音声通話でチビのプレゼンが始まる。小4にしては要領を得た上手な喋りに驚く。後でママから聞けば、「図式はPCで15分くらいで自作し、プレゼンの喋りはノー原稿だよ」と、感心していた。

「ママ似だね」は余分としても、なかなかだ。

プレゼンの結論は、夢の実現のためにプログラミングの塾へ行きたいので将来へ「投資してほしい」というもの。並の大人を上回る金銭感覚はもう知っていたことではあったのだが、思ってた以上にしっかりちゃっかりしている。

チビのプレゼンを受け、さっそKeis財団の投資審査委員会で厳格な審査が行われる。その結果、「優れたプラント」と認定され、「投資決定通知書」が送信された。

「ママ似」と云わずに、「BOSS似だね」のコメントであったなら、投資枠はもう1段上がったろうに・・・ママの勇み足が唯一ミスのプレゼンだった。







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この大臣にしてこの国民あり

2022年10月25日 | 日記

とっても記憶力の悪い大臣が更迭されたようだ。

大臣は辞めても、国会議員は続けるのだという。あんな能力の低さでも続けられる職業なのだから羨ましい限り。税金ドロボーと声が上がるのもうなづける。

1人の国会議員を養うのにかかる税金は、直接的なお金だけでも年間1億円を超える。仕事をしてもしなくても、国民の税金を貪り続けられている。

もしも、自分が経営する会社に「あの大臣」を1億円で雇うとしたら、だれも手を挙げる人などいない。だが、国会議員のオーナーは主権者である国民なのに、気にならない。

自分の会社に雇うのはごめんだが、国会議員をやらせているのは気にしない。そんな主権者としての自覚のなさと無関心が、政治家たちを勘違いさせている。

この大臣にしてこの国民あり。

「あんな国会議員」に大臣までさせたのは私たち国民だ。






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秋ドラマに期待

2022年10月21日 | 日記

春夏クールのドラマはちょっと不作だった。

いまさら朝ドラの残念さを嘆きたくもないが、「ちむどん」はあもりにもひどい脚本だった。映画もドラマも豪華俳優をキャスティングしても本が駄作だと救いようがない。俳優たちの熱演さえも脚本が台無しにしてしまう。

同じNHKの連ドラでも夜ドラの「あなたのブツが、ここに」は、製作費は朝ドラに較べれば破格の低予算なのだろうけど、オモシロかった。コロナ禍やイジメなどの社会問題をサラッと軽妙にこなした脚本は絶妙だった。エンディングのダンスシーンにほっこりさせられた。

民法のドラマも総崩れみたいな感じで、ドラマ・映画好きには物足りないクールに。海外のヒット作品をリメークしたものには、日本的には馴染まない無理がありイタいものも。

オワコンとされるTV業界。お笑い芸人を多用したバラエティーだけでは苦戦の先は拓けない。

秋クールのドラマがスタートしている。「ファーストペンギン」や「アトムの童」は対照的なテーマを扱いながら本はオモロそうだ。

時代の先が見えず混沌ばかりが増幅するなかにある。それだけに見終えた後、ひと時の爽やかさを少しでも与えてくれればいい。


 



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恋の季節

2022年10月15日 | 日記

夜になると聴こえてくる「ヒューン!ヒューン!」という音。

鳥でも鳴いているのかと思ってた。友人曰く、「そりゃ鹿の鳴き声」なのだという。恋の季節のようだ。ここ、毎晩のようにしばらく鳴いている。

この前、昼間に道路に飛び出してきた小鹿に急ブレーキ。鹿の方は驚いた様子も見せずにゆっくり歩き去った。この程度はまだほほえましいのだが、農家の鳥獣被害は深刻だ。

かつては、人の暮らしと獣たちの暮らしの境界線に里山がなっていた。過疎で崩壊した里山の農地は耕作放棄地として荒れ果てている。集落そのものの持続も危うい。失われた里山のバランスのせいで獣たちも境界を認識できなくなってしまった。

日本の食料自給率は先進国でも低い。なのに荒れ果てていく先祖伝来の農地。わずか数十キロを隔てて過疎と過密があるように、矛盾した「もったいない」ことが同時進行する。

先日、地域に根差して先進的な取り組みにずっとチャレンジし続けている達人と、そんな話題でしばし話し込んだ。ほんと、もったいない。

国のSDGsの本気度が問われている。






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持つべきものは友

2022年10月12日 | 日記

ちょっと困っていた作業。おそらく、忙しいだろうなぁと思いつつも、友人にLINEで力を貸してもらえないかとお願いしてみた。

間髪入れずに、「大丈夫、データください」と返信あり。快く引き受けてもらった。いやー、ホント、助かった。これで何とか間に合いそうだ。感謝、感謝。

この前も、厄介な作業をお願いした友人が快諾して付き合ってくれた。根っからの生真面目さでお願いしたかった以上のことを手助けしてもらう。ほんと、ありがたい。

「持つべきものは友」格言が沁みる。





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電話の声はかろやか

2022年10月10日 | 日記

半袖からいきなりジャンバーとなった先週。ジェットコースターのような気候の変化に身体がついていけない。

携帯のコールに応答すると、久しぶりに住職のかろやかな声が聴こえた。ちょっと気分の悪いことがあったばかり。以心伝心なのかちょうどいいタイミングでの会話に、ホッと一息。バタバタしている作業が一段落ついたらお参りに出向いてみようと思う。

そういえば、高野山詣での予定もコロナ禍でずっと遠のいたまま。夏場に集まろうと話していた気の置けない仲間とのプランも感染爆発で延期したまま今になっている。

不携帯にしていた電話に留守電が入っていた。映画を観た友人からの感動を伝えるかろやかな声が流れる。相変わらず忙しく飛び回っている。日々、モットーとしている「元気を届ける」をフットワークよく勤しんでいる。

苦手な寒い季節に向かいテンションも下がり気味。それでも友の元気にあやかり「元気です」と応えよう。





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スタートから1年の岸田政権

2022年10月09日 | 日記

スタートから1年を迎えた岸田政権。

この1年を評するメディアのそれはどれも芳しくない。旧統一教会の対応に振り回され、閣内にも後出しジャンケンで逃げ回る大臣がいて連日映し出されている。トップリーダとしての統率力が問われる羽目になった。身内に足を引っ張られたのではたまらない。

広島からの総理大臣は宮沢総理から30年ぶり。河井夫妻による前代未聞の巨額買収事件に揺れた広島だけに、さまざまな期待が入り混じった船出となった。

岸田総理の選挙区は広島1区。広島市の中心地で被爆地ヒロシマだ。それだけに核兵器廃絶をライフワークだとする岸田総理への期待は大きい。「ヒロシマ選出の首相にできないのなら誰もやれない」地元ヒロシマからはそんな声が上がる。

あれから1年。岸田総理の掲げた新しい資本主義の中身はまだ見えない。目玉政策のはずの所得倍増も見えてこない。ライフワークの核兵器廃絶では、核兵器禁止条約国会議へ日本政府はオブザーバー参加さえも見送り、被爆者をがっかりさせてしまった。

「決断と実行」を掲げた岸田総理のポスターがまち中にあふれる。その「決断」は「国葬」の独断で実行されることになったのだが、非民主的な進め方で支持率を大きく下げてしまった。素早い決断が皮肉にもあだとなった。

少数派閥の総理なので地盤が弱く統率できないと見るむきもある。だが、小泉内閣などは無派閥の総理であっても強烈なリーダー性を発揮していた。

昨今の自民党は、いい意味で派閥が切磋琢磨していた頃とは違い、寄らば大樹の陰的な党体質になっている。それなら、それをしっかり逆手にとって信念を強く貫けばついてくる。要はブレずに政治理念を貫き、どれだけ達成しようとするかその執念にある。

そもそも、総理になってやりたいことは何だったのか。人生のライフワークだとまで云うのなら、せめてそれだけでも拘り続け、ヒロシマの首相として核兵器廃絶と世界平和へ筋道をつけ、歴史に名を残すようになればいいのに、勿体ない。

1年のタイミングで長男を総理秘書官に任命し物議を醸しだしている。跡継ぎを育てる準備なのだろうが、退陣準備かとまで揶揄されてるようだ。引き際の段取りなのかとまで映ってしまうのは、支持率低迷や山積する課題に立ち向かう気概が伝わってこないから。

岸田派の流れはリベラルな政治理念も持っていた会派。ブレずに愚直に思い切ってその政治理念でやればいい。ひろしまの期待をしぼまさないでくれ。







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秋の味覚に想う

2022年10月06日 | 日記

秋の味覚のお裾分け頂く。

それも見事な松茸を3本ゲット。さっそく素焼きで味わい、松茸の炊き込みご飯、茶碗蒸し、吸い物と松茸三昧。秋刀魚も焼いて秋を満喫した。

感謝、感謝。

そういえば、お袋や親父らは「松茸は沢山取れすぎて桶に塩漬けし、来る日も来る日も弁当は松茸でうんざりだった・・・」と話していた。

いつの頃から高価な秋の味覚になったのか。松枯れが騒がれだした頃には、すでにとても手の出せる品物じゃなくなっていた。

結局は環境を破壊し続ける我々の自業自得の結果。ちょっとだけ賢く心がけて、サステイナブルな社会に創りなおさないと、ずっと育んできた食の文化さえも滅んでしまう。






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アントニオ猪木、逝く

2022年10月01日 | 日記

「アントニオ猪木が亡くなったよ」のLINE。
プロレスファンというよりも、猪木ファンの友人からだった。

戦後、プロレスを日本に持ち帰り、スーパースターだった力道山よりも、あのジャイアント馬場よりも、我々世代は「燃える闘魂・アントニオ猪木」だった。

闘魂むき出しのファイティングスタイルに惹かれ、TVにかじりついて見入っていたあの頃。「プロレスは八百長だ」と揶揄する奴に、「それならお前がやってみろ、首の骨を折って即死だ」と言い返していた。言われなくともショーであることは百も承知。だが猪木のそれは、プロレスの枠を超え「格闘家」としてショーアップされたもので、魅了された。

この春だっただろうか、猪木の闘病生活を追ったドキュメント番組があった。無敵で”不死身”の猪木が難病と闘う姿になんともいえない衝撃を受けた。猪木自身も「ファンのまえに病んだ姿は見せたくない」と拒んでいたようだが、弟子だったプロデューサーの熱心な思いに応えての番組制作と放映だった。

その時も、猪木ファンの友人から「勇気をもらった」と長文のLINEが入っていた。自らの大病を闘魂で乗り越えてきた友人には響くものがあったのだろう。あえて、病に冒された姿をさらした猪木の思いは、ファンのひとりである友人には深く届いていた。

数々の名勝負をファンの脳裏に焼き付けてくれたアントニオ猪木。世紀の対戦といわれたモハメド・アリや宿敵ファイターとのリングは、「闘魂」が叫び弾けるものだった。

「元気ですか!」とコールする猪木の姿が浮かぶ。また、ひとつの時代が終わった。






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