その能力の低さにもあきれる。
自民党候補の応援で、自衛隊員に選挙のお願いを公然と行った稲田防衛大臣。
あまりにも大きな世論の反発をうけて慌てて発言を撤回した。
それも、聞いた側が「誤解を招きかねない」発言だったから撤回するというもの。
本末転倒、責任転嫁もはなはだしい。
失言した自身の責任については一切触れずに、見事な面の皮の厚さをみせている。
誤解も何も、「防衛省、自衛隊、自民党としてお願いする」とはっきり言っている。
あきらかに、公職選挙法や自衛隊法に違反し、防衛大臣の地位利用だ。
これを指摘されると「自民党としてお願いしただけだ」と居直り、まともに答える能力すらない。
そういえば森友学園問題で「面識がない」とウソを言い張ったことがあった。
自衛隊の日報問題でも、大臣としての能力がないことを露呈していた。
その時も、安倍首相が全面的にかばい、大臣のいすに居座り続けた。
よほどお気に入りなのか、今回も安倍総理は、防衛大臣は辞めさせないとかばい続けている。
またしても判断をミスった安倍総理、都議選での自民党の「自滅」が見えてきた。