ちょっと話が前後するが 3月に一度 近くの海に行き 中華2馬力船外機とホンダ2馬力船外機にて2分割ボートの試運転をしてきた
この日は 日曜日で 天気も穏やかで 家族連れが小さい子供に砂浜遊びを兼ねて
楽しんでいた また シーカヤックやカヤックも数艇浮かんでいて 早くも春の様子の海であった(でも まだ寒気が近づいて そのあと ストーブがいるくらい日が続いた時期でもある)
まずは中華船外機試運転
中華製にあるあるのトラブルはなく とりあえず 使えたが どうもうまく操船出来ない
少しでも波や風があると船が急に曲がって まっすぐ進まないのである
原因も分からないが 中華船外機独特の癖なのかと思うしかない
とりあえず 補機エンジンとして 緊急の時に使うので 完璧は望まないが
チルトの角度があわないのかと推測もされるので 今度 試してみようと思う
今度はホンダの空冷2馬力船外機である
さすが国産エンジン(製造は海外かも?) 信頼のホンダ製
中華船外機と違い きっちり安心してまっすぐに進む
この自作 中央長椅子のおかげで 一番 速度が出やすい場所に調整しながら座れるので
この方式にしてOKだと確信した
船首の荷物置き場はランドリーバスケットを利用した
カヤックではあまり使用しない アンカーロープも余裕で置ける
延長バーと長椅子のおかげで 無理なくハンドリングも出来た
漬物石のアンカーもいい感じだが ロープ止めを船首に付けないとならないな
クリートと言われる金具だ たしかホームセンターで似たようなものをみたので流用出来ないか思案中である
サイドフロートの先端から波しぶきが船内に入るので これもカバーなどで工夫が必要だ
天気もよく 風も波もないため 前回は海水浴場内で試運転したが 堤防の外をなんども周回して 波 流れ 風 そして全開走行などしてみた
静かな海ならなにも不安なく 2分割+2馬力で釣りはできそうだと確信した
でも カヤックよりは自然の力の影響を受けやすいので 天候など注意が必要だとも感じた
カヤックに乗っていると 浜などで 興味があるおじさんなどが こんな小さな船じゃ
海は怖いじゃないの?と聞いてくるが・・・・・・
きちんと 安全講習を受けて ひたすら 漕ぎ連をして 多くの海を経験したなら
カヤックほど安全な乗り物は無いんじゃないかと実感する
なにしろ 海との接点が一番密で 結構な波でも乗り越えられる シットオンカヤックなら
いくら海水を浴びても 水没することはなく きちんと訓練していれば沈 しても
再度 乗り込んでまた漕いで進んでいける 優れた乗り物でもある
一番の利点は 人力なので 機械ものと違い 故障はしない
唯一注意したいのは パドルが折れたり 取れたりしてこげなくなる事である
そうなると航行不能となり 救助の電話をしないとならない
バイキング忍以外のカヤックの時には予備パドルを積んでいたが 忍はどうにも予備パドルを装備する方法が無い 忍に乗る人を見ても 予備パドルを積んでいる人を見かけたこともない でも今年はなんとか解決したい事案であると エンジンボートに乗りつつ
そんな事を考えていた
で 補機エンジンもこの小さなボートにどうやって乗せようかと悩んでいるのだ
3時間ほど海を楽しんで 帰路についた
堤防にたくさんの釣り人はいたが 釣れている様子はない いくら春を感じても
海水温はまだまだ低く またこの湾奥は水深が浅く 冬の間 魚は三河湾を出て 外洋にいるため 根魚以外は釣れそうにないと思われる
でも5月になれば アオリイカとキスとギマが 戻ってくるかと思うが
2馬力ボートなので 遠征して釣りに行くので この地はあくまでも試運転の
海となる