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雪ほたか他、新米入荷待ち

2011年08月28日 | 仕事の記録

当店では複数の22年産一部銘柄米が間もなく終売となりそうです。

原因は3月の東日本大震災や福島第一原発事故を受けた供給懸念から22年産米の価格が大幅に上昇。被災地への救援米や一部消費者の買い溜めの影響もあり、業者間に出回る原料が不足し、仕入が難しい状況が続いています。

長年取引のある産地や仕入先も新米までの原料在庫が底をついてしまったため、当店といたしましても苦渋の選択でしたが、新米が安定して入荷するまでの間、一部銘柄米の販売を休止させて頂きたくお願い申し上げます。

ただ、9月1日以降に千葉県と茨城県の新米が続々と入荷予定です。23年産米は南国の鹿児島県、宮崎県、高知県と食べていますが、どれも出来が良いです。米の本場新潟県や東北方面も暑い日が多いですが、昨年より昼夜の温度差があることと、昨年の猛暑を経験してるので栽培方法に工夫されているようです。

どうしても敬遠されがちの福島県産新米も、西部の会津地区や中部の中通り地区の米は昨年以上の出来の良さで、放射性物質検査をクリアしてくれば非常に期待できるという、何とも複雑な心境です。

福島県を中心に被災地及び周辺の地区で作付けできた農家の皆さんは、今年も一生懸命私たちの主食米を作ってくれています。安心・安全が確認されたにも関わらず、風評被害等に合われるのは本当に残念です。

こまっている時はお互いで協力し合う必要がありますから、被災地の農家の皆さんが努力して作られた安心・安全なお米は疎遠せず、今まで通りきちんと普通に食して、生産者と消費者で助け合っていきましょう。


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