少し前のことになりますが、2月末から3月上旬にかけて上毛新聞(地方紙)に川場米・雪ほたかの特集記事が計5回掲載されました。当店も今年産から少量ですが取り扱い始めただけに、改めて熟読しおさらいをしました。要約してご紹介します。
約5年前、地元では高評価・自信をもって送り出した「雪ほたか」は都内の関係業者のあまりに低い価格の評価に耳を疑ったそうです。良食味で名前さえ知られれば売れないコメではないはず、どうしたら都会の消費者に認めてもらえるか、お墨付きを求め審査会へ出展します。
雪ほたかのブランド作りは厳しい品質基準を設けることから始まり、安全・安心を追求することで「消費者に受け入れられるコメが作れる」と考えていました。06年「お米日本一コンテスト」に代表者の雪ほたかを出品したところ、初出品で315点中上位6位に入る「優良賞」の快挙に関係者からは驚きの声が上がったそうです。
「雪ほたか」は各コンクールに次々に出展していき、07~09年「全国米・食味分析鑑定コンクール」で3年連続最高賞(金賞)を獲得する快挙を成し遂げ、コンクールで全国上位の常連となった「雪ほたか」には県内外から多くの引き合いが来るようになります。
その後は生産調整で過剰に生産された主食用米を非主食用の米粉製品に加工販売し、米粉パンは地元の給食にも採用されるなど「形は変わっても雪ほたかの味を知ってもらえる」ように米粉の需要拡大にも期待をしています。
本県産のコメに対するイメージをも一新させた「雪ほたか」の取り組み、「良質米の産地として全国にPRすることは、農産物のイメージアップや観光振興にもつながり、波及効果は計り知れない」と川場村長は話しています。
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