毎日気候の変動がありますがだんだんと暖かい日が多くなり、本格的な春がやってきますね。画像の当店店頭のお花も先日植え替え、間もなくきれいな花が咲いてお客様を気持ちよく迎えてくれそうです。
さて、少し前のことですが、あるお客様から「地産地消にこだわりたいので群馬県内産のお米でなるべく条件に合うものを探してほしい」という依頼を受けました。
正直、群馬県は本場の米処ではないので、地元のものにこだわると選択肢の幅が限られてしまうことを伝えたのですが、先方の特別な事情によりどうしても使いたいとのことで、生産者や仕入業者から可能な限り(全部で5種類)入手して、私たちで試験炊飯しました。
①北部・川場村コシヒカリ ②北部・沼田市コシヒカリ ③中部・前橋市あさひの夢 ④中部・前橋市ゴロピカリ ⑤東部・板倉町コシヒカリ
①の川場コシは前回の記事にも紹介したとおり「キレイで旨い」ですが高価格なので予算オーバー。③のあさひの夢と④のゴロピカリはお手頃価格で十分に食べられますが、食味面でもうひと声。残ったのは②の沼田コシと⑤の板倉町コシ、両方とも私たちが思ってた以上に良食味で見た目も良いです。かなり悩まれた結果、今回のお客様は②の沼田コシを選ばれました。
地元・群馬県内のお米を集中的に食べ比べられたことはとても良い経験になりました。当店は休日を除き、営業日の1日最低2回、週6日として1週間で12回、1ヶ月で約50回・毎回違うお米を試験炊飯し食べ比べています。より良い原料探索やブレンド技術を学び、お客様に伝えられるように努力していますので、皆様どうぞよろしくお願い致します
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