先週、正式に発表があった減反政策の廃止について、連日関連した記事が多数掲載されていますが…
そもそも政府は数千億円規模の減反調整補助金をなくしたいわけで、では「減反しなくてよい」から増産するか?といっても、そう簡単にすぐには増えないでしょう。
主食米の全体量は足りているわけで、増産した分をすぐに買い手がみつかるか?といってもすぐにはみつからないでしょう。
今まで米を作っていなかった農地では、麦や豆類などを作っていた地から簡単には転用しにくいのです。
農業は思っている以上に重労働です。高齢化が進む農家の人たちが、今まで以上の労力を使い、新たに増産するかどうか?
また、農器具の使用頻度が上がれば、点検・修理・買い替えなど費用がかかり、補助金がなくなるなか増産し、その分を賄えるかどうか?
よほど設備が整っており、人的・金銭的に余裕のある大規模農家や生産法人でなければ増産には踏み切れないでしょう。
続報があれば、また投稿する予定です(^_^)
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