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JAさがの取り組み

2011年09月21日 | お米のこと

23年産米に対する放射能の影響は今のところ落ち着いていますが、福島原発事故で古米の価値が高い中、被災地に近い産地の新米に対する評価と動向が焦点になるでしょう。当店では仮に暫定規制値以下というだけではなく、少しでも平常値を上回る異常値が出たという情報が入った場合、ただちに仕入と販売を停止するようにしますのでご安心下さい。

まだ、古米をお買い上げ頂くお客様もいますが、22年産米は猛暑だったため、例年より品質や味の劣化が早く、粘りやふっくら感も低下しているので、今後も新米に大きな影響がなければ、ぜひ安心・安全な新米に切り替えていただきたいと考えています。

さて、先週群馬県内の米穀小売同業者の有志で集まる会合に初めて出席しました。専門店の特別米「花キラリ」他で大変お世話になっている、「はくばく・和穀の会事業部」の方たちの話に続き、JA佐賀の東京支社の代表者の方と話をする機会があり、23年産米は特Aランを獲得した「さがびより」の人気急上昇や、東日本大震災の影響で西日本産米の人気と引き合いが非常に強く、各販売先の振り分けに頭を悩ませているようです。

群馬県や関東地方にいると、はるか西に離れている九州(佐賀県)産米はよく分からない人が多いようですが、JAさがの優れているところは、集荷した玄米すべてを1度選別機にかけて、きちんと残った玄米のみが出荷されます。そのため各生産者による品質のブレがなく、玄米販売にも非常に向いています。もちろん食味も良好なので、私たちも自信をもって販売できる原料なので本当にありがたいです。

今週から待望の23年産新米、新潟県産コシヒカリを販売しています。美味しい新米をどんどん食べていきましょう!


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