初号機とマルが散歩していた時だった。 宅急便を送るため車に荷物を積んでいるときだった。 ドアのあいた車をみたマルは乗り込もうと重い体を揺らしながら懸命にもがいている。 よっぽどみんなと出かけたいのだろう。 そんな訳で今日はマルも見送りについていくこととなった。 マルも嬉しそうである。 マルせいで後ろの二人は狭いのできつそうにしていた。 それでもマルを連れて行きたかったようだ。