そのあと盛岡駅を目指した。
余裕で到着するはずなのに雪道のせいか前に進まない。
駐車場は大混雑。
フェザンの地下街で昼飯の予定だがどこもかしこも並んで待っている。
駅弁にしたらと提案するが...。
そしたらなんと「ひっつみ庵」は空いていた。
ラッキー。
御飯の上に刺身やイクラを載せるのなら出てくるの早いし。
急いでいるのに俺の口から出たのは「天丼」。
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まあ上京するの俺じゃないし。
壱号機はすぐに出られるように鞄を傍に置いて準備オーケー。
でもまだ40分あるよ。
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どうやら壱号機は俺に似てせぐやつなようだ。
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珈琲とタルトタタンのにゅーとんのリンゴを手にして壱号機は上京していった。
改札で壱号機と入れ違いに出てきたのは.....。
佐藤陽太さん。
奥さんと子供達と若夫婦が待っていた。
つい会釈をしたが覚えているはずもない。
あれははるか遠い昔暫定チャンピョンだったころミナノジムで一回あっただけだし話もしてないもんね。
でも正月から良いことがあったぜ!
そうだ弐号機は今日面接だった。
どんな塩梅だろう?
急に話が聞きたくなった。
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