京都府山岳連盟主催の登山学校へ行ってきました。京都駅に集合しバスで佐々里峠へ向かいます。
佐々里峠から小野村割岳まで往復を歩きます。国土地理院の25,000分の1の地図を見て地図上に指定されたポイントを、地形の特徴から探しながら歩きます。
時間が無くなりやむなく大きな杉のところで引き返しました。
小野村割岳まで行けなかったので途中登山道をそれてこの辺で最も大きいらしい伏条台杉を見せて頂きました。
帰路は美山町自然文化村の露天風呂でスッキリして京都駅で解散しました。
大変に有意義な山歩きでした
地図は
をご覧ください。
登山口の佐々里峠まで長さ9mのバスで細い道路を安全かつ快適に運んで頂いた運転手さんに感謝です。
途中立ち寄った道の駅ウッディ京北は朝9時にならないと売店が開かないので待ち時間に地図の折り方を教えて頂いた。
地図読みポイントは大体300m間隔で1番から23番まであります。2日前に行われた座学で講師の指示で特徴的な地形のポイントに番号を振っていった箇所です。
各自の地図に書き込む作業がなかなか大変です。天眼鏡を借りて目を痛くしながら等高線を追いかけました。
各番号に一人の担当者が決められトップを歩き「ここです」と宣言します。わたしは2番のコルが割り当てられました。これはわかり易いところなのでホットしました。支尾根が出ている箇所は非常に分かりにくかったです。
4cmが1km
1cmが250m
1mmが25m
なのですが、何メートル歩いたのか感覚的にわかることが必要と言われましたが、これはかなり難しいというか無理です・・・
2番のコルを過ぎると、道が2つに分かれます。これは地図にありません。左のほうが太い道ですが大きく見て我々は右へと向かうので、右を選択します。もし進んでいくと谷へ降りていくようなら間違っていたとして引き返し左をとります。もし一人だったら大きい方を選んでいたでしょう。結果はしばらくして合流しました。右は小さなピークをトラバースしただけだったのです。
距離や時間感覚がおかしくなって、この分岐を次の確認ポイントの3番と思い込むことも考えられます。3番は地図上も実際も分岐です。
ここで学んだことは
1.地図に無い道やトレースは結構ある。
2.より確実な方を選択し、しばらくして違うなと思えば引き返す。
気持ちも体力も引き返す余裕を持つ。
ことでした。チョット大げさかも。
また、地形図は登山地図ではないので、登山道は書かれていない場合が多い。航空写真に林で写らなかったり、調査更新が数年間隔だったりして、間違っている場合もある。ちなみに今回のルートも地形図には無い。郡市境界線とほぼ一致する。しかし、郡市境界を示す杭やポール等のしるしは見なかった。
国土地理院の地図は大きいし、今回のように「中」と「久多」にまたがるルートは2枚をきれいに貼り合わせる方がよい。これは結構大変と思う。
講師から簡単に必要な場所が印刷出来るWeb上のフリーソフトが便利だと話しがあった。これは縮尺が意図せずいろいろ変わるので注意が必要だ。パーティーの場合は全員が同じ倍率のものを持つことが大事だ。
コピーや印刷した地図は雨や汗、水に濡れると見えなくなるので、ビニール袋等に入れるのがよい。
今までB4クリアファイルにいれていましたが、新しく地図入れを購入しました。
1cmの升目があって便利です。