3月1日(火曜日)
雨が良く降った月末であった。時間があった。
今年から読売新聞が、歌川広重の浮世絵(東海道53次)を
月に1回(3枚分)を、配布してくれる。
そこで、アルバムを買って収集を始めた。日本橋・・・・戸塚まで揃った。

江戸から京都へ向かう東海道の起点である日本橋。
その東海道を描いたシリーズの巻頭を飾るにふさわしく、
参勤交代の大名行列が朝早く江戸を出発する様子が描かれています。
一方で、魚を天秤棒で担いだ一団が、向こう岸にあった魚河岸から仕入れを終え、
行商に出かける様子も描かれており、江戸で一番賑わっている
早朝の日本橋の活気が伝わってきます。

健脚が戸塚に到着する頃の夕景が描かれています。「こめや」の看板が目立つ茶屋は、
米で作った餅菓子で有名な店でした。 軒下には伊勢参りをする一団(講)の名前を記した 木札が掛けられています。図の中央に描かれている灯篭脇の石柱には
「左り かまくら道」と彫られ、鎌倉へ行く分かれ道を示しています。
なお、この米屋は実際に有ったもの。
小学生の頃マッチ箱にこの街道絵が書いてあったのを集めた覚えがある。
当時は観るよりは集めるのが夢中であった。
ネットでも沢山の浮世絵が販売されていて、観るだけでも面白い。
細部にわたってよく見るとこれが版画なのかと疑う程精巧
に出来ている。
当時の歴史・風俗・衣装・生活様式などが読み取れる。
ゆっくり集めて観賞していきたい。
*******
http://www.rakuten.ne.jp/gold/adachi-hanga/adachis/process.htm
上記に簡単な浮世絵の彫と摺りの工程が載っている。
品川から京都まで、新幹線で2時間強。
しかし江戸時代、人々は江戸日本橋から京都まで、
約500kmの東海道をおよそ2週間かけて旅しました。
日本橋、京都、そしてその間に設けられた53の宿駅を描いた
浮世絵のシリーズ「東海道五十三次(とうかいどうごじゅうさんつぎ)」。
この全55図の大作を描いたのは、浮世絵風景画の巨匠、歌川広重です。
広重は、東海道を描いたシリーズを、生涯に20種類以上制作していますが、
天保4年(1833年)に保永堂から出版された「東海道五十三次」は、
日本美術史上に名を残す永遠のベストセラーとなりました。
TVCMなどでおなじみのシリーズ第1図目「日本橋」、
夜の雪景色を描いた「蒲原」、
夕立の山中を描いた「庄野」など、
シリーズ中には、浮世絵の名作が目白押しです。
広重は、それぞれの宿駅ごとに季節感のある題材を選び、
全55図を郷土色豊かに描き出しました。
日本の風土に根ざした抒情性こそ、広重の浮世絵風景画最大の特色ではないでしょうか。
また「東海道五十三次」には、思わず感情移入してしまう、
人情味溢れる人物たちが多く登場します。
「丸子」では、旅人たちが茶店で名物のとろろ汁をすすっています。
「宮」では、熱田神宮の神事に人々がはつらつと駆け回っています。
「御油」には、十返舎一九の「東海道中膝栗毛」に登場する、弥次さん、喜多さんを
思わせる人物も。広重が描き出した人々の営み。
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江戸の事を知る一つの材料になればと
今更ではあるが他の絵や歴史書なども少し勉強したい。
雨が良く降った月末であった。時間があった。
今年から読売新聞が、歌川広重の浮世絵(東海道53次)を
月に1回(3枚分)を、配布してくれる。
そこで、アルバムを買って収集を始めた。日本橋・・・・戸塚まで揃った。

江戸から京都へ向かう東海道の起点である日本橋。
その東海道を描いたシリーズの巻頭を飾るにふさわしく、
参勤交代の大名行列が朝早く江戸を出発する様子が描かれています。
一方で、魚を天秤棒で担いだ一団が、向こう岸にあった魚河岸から仕入れを終え、
行商に出かける様子も描かれており、江戸で一番賑わっている
早朝の日本橋の活気が伝わってきます。

健脚が戸塚に到着する頃の夕景が描かれています。「こめや」の看板が目立つ茶屋は、
米で作った餅菓子で有名な店でした。 軒下には伊勢参りをする一団(講)の名前を記した 木札が掛けられています。図の中央に描かれている灯篭脇の石柱には
「左り かまくら道」と彫られ、鎌倉へ行く分かれ道を示しています。
なお、この米屋は実際に有ったもの。
小学生の頃マッチ箱にこの街道絵が書いてあったのを集めた覚えがある。
当時は観るよりは集めるのが夢中であった。
ネットでも沢山の浮世絵が販売されていて、観るだけでも面白い。
細部にわたってよく見るとこれが版画なのかと疑う程精巧
に出来ている。
当時の歴史・風俗・衣装・生活様式などが読み取れる。
ゆっくり集めて観賞していきたい。
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http://www.rakuten.ne.jp/gold/adachi-hanga/adachis/process.htm
上記に簡単な浮世絵の彫と摺りの工程が載っている。
品川から京都まで、新幹線で2時間強。
しかし江戸時代、人々は江戸日本橋から京都まで、
約500kmの東海道をおよそ2週間かけて旅しました。
日本橋、京都、そしてその間に設けられた53の宿駅を描いた
浮世絵のシリーズ「東海道五十三次(とうかいどうごじゅうさんつぎ)」。
この全55図の大作を描いたのは、浮世絵風景画の巨匠、歌川広重です。
広重は、東海道を描いたシリーズを、生涯に20種類以上制作していますが、
天保4年(1833年)に保永堂から出版された「東海道五十三次」は、
日本美術史上に名を残す永遠のベストセラーとなりました。
TVCMなどでおなじみのシリーズ第1図目「日本橋」、
夜の雪景色を描いた「蒲原」、
夕立の山中を描いた「庄野」など、
シリーズ中には、浮世絵の名作が目白押しです。
広重は、それぞれの宿駅ごとに季節感のある題材を選び、
全55図を郷土色豊かに描き出しました。
日本の風土に根ざした抒情性こそ、広重の浮世絵風景画最大の特色ではないでしょうか。
また「東海道五十三次」には、思わず感情移入してしまう、
人情味溢れる人物たちが多く登場します。
「丸子」では、旅人たちが茶店で名物のとろろ汁をすすっています。
「宮」では、熱田神宮の神事に人々がはつらつと駆け回っています。
「御油」には、十返舎一九の「東海道中膝栗毛」に登場する、弥次さん、喜多さんを
思わせる人物も。広重が描き出した人々の営み。
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江戸の事を知る一つの材料になればと
今更ではあるが他の絵や歴史書なども少し勉強したい。