随思録

日々思うことを記す。

イエローカードについて考えていたら

2006-03-10 00:52:27 | Sports

千葉の開幕試合の敗戦から、イエローカードと審判について考えていたら、巡回サイトのひとつである「ふっとぼうず」の新コーナー「フットボール定食」で、ちょうど審判問題について語り合っていた。それがとても参考になったので紹介したい。
以下抜粋。

佐藤――審判に分かってほしいのは、まず選手に「2枚のイエローを出すから退場」ではなくて、「ピッチから出さなくてはいけないから退場」ということですよね。2枚簡単なイエローもらっても、本当は退場にすべきではないと僕は思っているので。 だから、2枚目を出す時の本質を見抜いてほしいかなと。それは今年は流す方向だからということで変わるとは思いませんし、審判だけでなくサッカーが熟成していけばそうなると思うし。
寺下――だから、それは審判だけの問題ではないですよね。
佐藤――そうそう。
寺下――僕は昨年の鹿島―浦和戦の時に(浦和・闘莉王の退場を始め、多くのイエローが乱れ飛び、場内が騒然となった)コラムを書いたんですね。選手もそうだし、審判もそうだし、観衆もそうですが「ゲームを作る、その試合を作る」という意識を持たないと。結局そのバランスが崩れてしまうと、試合も壊れてしまう。
後藤――「ゲームを作る、作らない」というのには2つの要素があると思うんですよ。 1つは「プロ興行」としての判断で、「ここは観客の不満を爆発させてしまうから、試合を壊してはいけない」という判断と、もう1つは今寺下さんがおっしゃったように「競技なんだから、プロかアマかは関係なくいいゲームを作っていかなきゃいけない」。両方ありますよね。 「プロとして」という部分では浅野さんがおっしゃったように難しくなってくるんですが、佐藤さんがおっしゃったように、選手も人間だから、(カードは)どうしても出さなくていけないときに出すのであって、自動的に出すものではないですよね。 最初に試合を壊すようなファウルがあった時にはしっかり注意をして、どうしてもだったらイエローを出すとか、もう1枚イエローを出すようなときにも、敢えて注意に留めて、「次絶対やるなよ」と言って試合を元に戻すとか。 そういった試合のコントロールが必要だと思うんですよね。

先日の佐藤勇人については、この部分がしっかりあてはまる。
いろいろ審判について的確な考察がなされているので、審判に対して過去不満を抱いたことがある方は、ぜひ全部読んでいただきたいものだ。

いわゆる「審判問題」を巡る多面的考察 その1
いわゆる「審判問題」を巡る多面的考察 その2
いわゆる「審判問題」を巡る多面的考察 その3
いわゆる「審判問題」を巡る多面的考察 その4

サポーターが審判に対して「応援チームに不利なジャッジ→ブーイング」を行うという態度は、プレイの質を下げるだけの結果に終わりはしないかという懸念を抱いていたが、やはり見当違いではなかったようだ。
サッカーの試合は、選手だけではなく、審判も、観客も参加する。今後観戦したときには、いい審判を育てるために、いいジャッジに拍手を送るようにしたい。
(もちろん意味不明なイエローには、精一杯のブーイングを!)