いよいよ「長岡天満宮」内、花子会館での
苔玉教室の日が近づいて来まして
初めての方とお会いする楽しさと不安で一杯です
学校嫌いでろくに勉強もしなかった私に
他人にモノを伝える事が出来るのでしょうか
そんな時
古文の先生がクラスの担任だった事を思い出します
先生は空手の有段者で殴ったり蹴ったりはしませんでしたが
出席簿で耳を叩きますので(暫らくは何も聞こえません)
私のクラスの出席簿はボロボロ
次は竹の根で創ったムチで背中をしばき(たたき)ます
どうなるかと思いますか
背中に竹の根模様のアザが出来ます
この後の話は花子会館で
授業中に居眠りをしている生徒を見つけると
いきなり教室を飛び出して
廊下の防火バケツを取って来て投げつけます
いつも居眠りをしていた生徒には当たらず
周りの者が水を被ります
先生曰く
大事な話を居眠りして聞き逃している友達を
どうして起こしてやらないのか
自分の事も大事だけれど
友達の事を思う心も大事と
お蔭さまで
古文は学年で一番のクラスでした
.
子曰く、
人の己れを
知らざることを
憂えず、
人を知らざることを
憂う。
.
いつもと違ったやり方で創った
針蔓柾(はりつるまさき)の苔玉。