巨匠 「宮崎駿」先生が引退を表明して
日本、そして世界中のファンを驚かせているなか
『風立ちぬ』を観賞してきました!!
時代や飛行機の設計技術者という
畑は違いますが、設計者と言う
「モノづくりに携わる者」として
主人公の堀越二郎の人生に
少し、自分を重ねて観賞できたので
この映画の評価は<85点>です。
今回は、実在の人物を描いている作品と言うことでしたが
SFファンタジーの要素も入った作品でもありました。
ファンタジー色が薄い“大人のアニメ”を想像してましたが
巨匠 「宮崎駿」先生らしい“SFファンタジー作品”でした。
あらすじなどは、載せませんが
“目が悪くて、飛行機乗りになれなかった主人公”に
眼鏡をかけだした、少年時代を思い出し
“仕事にかける、登場人物たちの情熱”に
口先だけだった青年時代を、恥ずかしく思う。
“堀越二郎と里見菜穂子の大人の純愛”を観て
妻との平凡な生活を幸せに実感する。
“関東大震災の地面が響く(どよめく)”シーンで
あの3.11の時に、東北にいた親友たちの苦悩を思い出す。
“「設計はセンスだ、 技術はあとからついてくる」”とのセリフに
今の、自分の仕事へのスタンスについて、嫌悪感を感じ
“「想像的人生の持ち時間は10年だ。芸術家も設計家も同じだ。
君の10年を力を尽くして生きなさい」”との言葉に
事務所を開設して、あと6年で10年目とい現実を再確認し
そして、力を尽くしているかと、自問自答する・・・。
まぁ~色んな事を思い、感じられた映画でした。
<追伸>
巨匠 「宮崎駿」先生、「引退」おめでとうございます!
宮崎駿作品が好きで、大学の卒業研究は
『天空の城 ラピュタ』をモチーフにした
『都市の楼閣』という作品を発表しました。
審査をして頂いた先生から
「プレゼの内容が、空中分解してしまったね・・・。」と
その時の評価は、“酷評”でした。
しかし、それでも無事に卒業がでしました。
そんなことも、思い出す『風立ちぬ』と
「宮崎駿」先生の「引退発表」でした。
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