虹の国へ-日々を楽しんだり嘆いたりしちゃったりして-

平成21年度3次隊青年海外協力隊として
南アフリカ共和国での活動記録

雨季はじまる

2011-10-07 21:39:22 | ひとりごと

同期隊員のブログ等を見ていると、ザンビアでも雨季がはじまったそうですが、

南アの雨季も、例年、この時期から始まります。

これまでほとんど雨が降らないので、傘いらずの生活ですが、
ここ最近は、豪雨と雷ですごいことになっています。

昨年であれば、私の任地では、雨は一時的なものが多かったので、
私は傘を持ち歩かなくてよかったのですが、

任期延長のおかげ(?)で、あと半年活動期間が延びたこともあり、
いまから傘を購入すべきか考える必要がありそうです。
(私の任期延長については、こちら)

とはいえ、傘は、何より持ち運びに不便なので、
(折り畳み傘もありますが‥)
買うのに億劫になっています。

まあ、またしばらく様子見とも言えますね。

といってる間に結局買わないだろうなと。

今日は、完全に雑談になっているので、
もう一ネタ、小ネタを。

日本で怖いものと言えば、
『地震、雷、火事、おやじ』と古くから言われていますが、
(昨今は少し変化したと思いますが)

南アで一番怖いものは、何と子どもたちに聞いたときの結果。

一番多かったのが、「エイズ(感染症)」。
(それはリアルすぎる悲しい現実です)

次に、多かったのが、「孤独(友達、家族がいないこと)」。

これも母子家庭が多いこと、平和を大切にする南アを象徴する回答なのかもしれません。

たしかに南アに来てから、
自然災害の恐怖に直面したことはあまりありません。

その分、身近な人の死に直面することが多いので、この回答は当然なのでしょう。


ダライラマ南ア訪問断念

2011-10-07 15:45:31 | 南ア-情報-

最近、日本で取り上げられる南アのニュースといえば、
ラグビーW杯関連が中心だとは思いますが、

今週世界で最も大きな南アのニュースは、
なんといってもこれ。

Outcry as Dalai Lama cancels trip-Pretoria news-

チベット仏教のダライラマが
南アのノーベル平和賞(1984年)受賞者デズモンド・ツツ元大主教の80歳の誕生式典に出席のため、
南ア訪問のビザ発行を求めたが、却下された問題。

南ア政府は、「ダライラマの方から訪問を取りやめたもので、
手続き上のミスはない」と見解を述べているが、

南ア最大の貿易相手国である中国に配慮したとの見方が大方を占めています。

当のツツ大主教は、
「現南ア政府は、アパルトヘイト時代よりひどい」と激しく非難。

ちなみにダライラマの南ア訪問の試みは、今回が初めてではありません。
2009年にも南ア政府によりビザ発給を拒否されています。

これには、南ア国民の多くが失望したとされています。

実際、この模様は、南ア国内で、連日取り上げられていました。

私も、何人かの南ア人から、何が起こっているのか、説明を求められました。

それだけ大きなニュースであったことに間違いありません。