今日は、お休みでした。
気象予報士の受験概要をもう一度見直して、どのタイミングで、チャレンジするか、検討してみました。
一歩、踏み出そうか?検討をすることにしました。直近の受験申請には、少し時間があります。(申請期間:11月14日~12月2日、試験日1月29日、合格発表3月10日)
試験の目的
平成5年5月に改正された気象業務法の規定により,気象庁長官の許可を受けて予報業務を行おうとする者は、現象の予想を気象予報士に行なわせなければならないとされています。本試験は、その合格者が現象の予想を適確に行うに足る能力を持ち、気象予報士の資格を有することを認定するために行うものです。具体的には、気象予報士として、以下を認定することを目的とします。
- 今後の技術革新に対処しうるように必要な気象学の基礎的知識
- 各種データを適切に処理し,科学的な予測を行う知識および能力
- 予測情報を提供するに不可欠な防災上の配慮を適確に行うための知識および能力
受験資格:受験資格の制限なし
試験の方法:試験は学科試験と実技試験。学科試験は多肢選択式、実技試験は記述式。いずれも筆記試験
試験科目
学科試験の科目
1 予報業務に関する一般知識:学科試験(予報業務に関する一般知識) 60分
小生の場合は、「建築気候」、「建築計画原論Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ」での基本的な知識を活用し、気象学的な要素を付加し、気候変動についての理解を深めたいと思います。ちなみに、気象学的な学習は、高校時代は、物理、化学を学習し、地学は学習していません。大学では選択科目の「環境生態学」を履修しましたが、33年前の知識なので、基本となる「建築計画原論」を復習し、学習展開をしたいと思います。
「専門用語」としては、違和感がないので、スムーズに学習は可能と判断致します。
- 大気の構造
- 大気の熱力学
- 降水過程
- 大気における放射
- 大気の力学
- 気象現象
- 気候の変動
- 気象業務法その他の気象業務に関する法規
2 予報業務に関する専門知識:学科試験(予報業務に関する専門知識) 60分
防災関係の学習を行ってきた要素を活かし、専門的な知識に踏み込んで、学習したいと思います。しかし、かなり予備知識としては、不十分なので、7月試験をターゲットに考え、しっかり計画的に学習を行いたいと思います。
- 観測の成果の利用
- 数値予報
- 短期予報・中期予報
- 長期予報
- 局地予報
- 短時間予報
- 気象災害
- 予想の精度の評価
- 気象の予想の応用
実技試験の科目:実技試験1及び2(下記実技試験の科目1~3) 各75分
2回目の7月迄になんとか、学科試験をクリアさせ、7月から翌年1月の試験迄に徹底的に実技の学習に集中し、栄冠をつかみたいと思っています。駄目でも、再チャレンジします。
1.気象概況及びその変動の把握
2.局地的な気象の予報
3.台風等緊急時における対応
合格基準
学科試験1(予報業務に関する一般知識):15問中正解が11以上
学科試験2(予報業務に関する専門知識):15問中正解が11以上
実技試験:総得点が満点の70%以上
但し、難易度により調整する場合があり
試験地:小生は東京都で受験
科目免除:学科試験の全部または一部に合格された方については、申請により、合格発表日から一年以内に行われる試験において、合格した科目の試験が免除
ここが重要なポイント、小生は、まず、1月29日(日)に一通り受験、ターゲットは、学科試験の全部または一部合格を目指します。引き続き、2017年7月に残った試験に注力、学科試験の残りと実技試験を受験、更に、2018年1月下旬に再チャレンジ、といった計画で、コツコツ前進させたいと思います。そんなに「簡単に」進捗するとは思いませんが、じっくり、日々、天気予報を見ながら、学習したいと思います。
試験手数料:免除科目なしの方11,400円、学科一科目が免除の方10,400円、学科二科目が免除の方9,400円、
但し、一級建築士のブラシアップのための資格取得スケジュールもあるので、小生の「頭」次第でありますが、気力、記憶力、体力、等の充実を図り、慎重に考えて、トライしたいと思います。
ちなみに、昭和63年(1988年)に受験した一級建築士は、一発合格でしたが、今回は、簡単にクリアすることはできません。一級建築士は、高校、大学で、建築学を学習し、それなりの成績で卒業、受験まで3年間、じっくり、毎日コツコツ学習を積み重ねた結果でした。
(事情には、個人差があります。状況次第で、臨機応変に対応、変更します。)